ちょっと田舎で暮らしてみよう

将来の夢は超田舎でのんびり暮らすこと...だったのですがいろんな子どもたちと接するうちに、子どもたちの未来の為に自立へと向うお手伝いがしたいと思うようになりました。 まだまだ私の中の小さな夢、ずっと先の話にはなりそうですが...そして妄想の段階...。 大好きな山歩きや野菜づくり、食育を通してこの夢をいつかかなえるか、妄想で終わるのか!! 中途半端な田舎で仕事しながら何が出来るか模索中の私です。 とは言え、まだまだ模索の段階なので日々の出来事や山の出来事を中心に書いています。

長蔵小屋

やっぱり尾瀬はいい所@尾瀬沼

大好きな尾瀬…今年は残雪期からスタートです(*^^*)

家を午前3時半に飛び出して大清水に着いたのは7時ちょっと過ぎ。のんびり準備して歩き始めたのは8時をちょっと過ぎた頃。
緩やかな坂をしばらく歩くと直ぐに雪道が現れました。
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地味に長い林道に飽きた頃一ノ瀬に着きます。
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本格山道に入る前に6本爪のアイゼンを装着…雪解けは進んでいますがまだまだ雪は沢山あります。
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木の周りだけ穴が開いて蜂の巣みたいね♪
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通常だったら階段のある道も雪で埋まり道幅狭く、夏とは違い一つ間違うと滑落して大怪我か死ぬかくらいにスリリング…なので余り写真撮れませんでした;^_^A

それが終わるとゆったり歩けるスペースが出てきます。
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シャリバテ気味の私は…

ごはん食べよ〜よ!!

とまつお君に声をかけますが…

三平峠迄我慢して!!

だってさorz

その上途中すれ違った方にあとどのくらいで三平峠なのかまで確認…

あと5分だよ頑張って!!

だとさ〜(^◇^;)

そして着いたら直ぐにごはんの準備…
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あんたはエライ!!

お待ちかね、煮卵、から揚げ、タラコのおにぎり、頂きますo(^▽^)o
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お腹がいっぱいになったらあとは沼迄下るだけ…ヒップソリを取り出してあっというまに下りてきました♪
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私はゆっくり、真っ白な雪に埋め尽くされた沼を眺めながら下りて行きます。
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尾瀬沼山荘もまだ雪の中に埋もれたまま…
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山荘の間を通ったら樹林帯の中は通らずに雪が積もり流氷の塊の様な沼の端を歩きます。
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燧ヶ岳さん今年も会えましたね(*^^*)

長蔵小屋に13:10頃到着!!
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着替えて少し昼寝したら沼の周りを少し散策…
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16時半少し前にあっつ〜い一番風呂に入って夕飯にお疲れbeer…まつお君はポカリで乾杯!!

同じテーブルのご夫婦はなんと金沢からお越しとか!!…尾瀬の話や会津駒ケ岳の話をしているうちにどんどん空が染ってきました。

温かい服装で外へ出るといい感じに染まり始めています。
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場所を少し変えたら逆さ燧(*^^*)
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また違う風景に出会えた…
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来てよかった…
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小屋へ戻ろうとしたら見覚えのある後姿…尾瀬の美しい写真満載のブログを書いてるひだまりさんでした。いろいろ話をしていたらまわりに誰もいなくなって薄暗くなっていた;^_^A月が明るい夜が始まっていました。

月明かりに浮かぶ燧ヶ岳も素敵と教えてくださったので20時頃また 一人で来てみると…旧長蔵小屋の上に輝く月…
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現長蔵小屋の上に浮かぶ月…
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燧ヶ岳の幻想的な写真は撮れなかったけれどこれはこれでいいかな…自己満足( ̄+ー ̄)

すっかり体を冷やして小屋へ戻ると一部屋を除きすっかり静まりかえっていました。
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おやすみなさい、また明日(_ _).。o○

次の朝4時頃部屋から沼の畔を確認してみると既に数人の人影が…

急いで外へ出て…
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三本唐松さんおはようございます(^o^)/

燧ヶ岳にもうっすらと朝の光が当たる…
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まだまだ冬の残る尾瀬の風景…
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でも少しずつ春に近づいている…
沼の上を歩けるのもあと少しかなぁ…
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毎日毎日少しずつこの穴が広がってあと3週間もすれば水が豊富な尾瀬沼へと戻るのでしょう...
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燧ケ岳を目指すのでしょうか...お気をつけて行ってらっしゃ~い!!
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いま限定の眺めをゆっくりとパチリ...
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パチリ...
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パチリ...
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足先が冷えてきた頃要約朝日が山の後ろから顔を出しました...
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少しポカポカ歩きやすい暖かな一日になる予感...
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木々の先端も赤味を持ち始め芽吹きの準備をしているようでした。

小屋に戻る途中でお腹の橙色が美しい小鳥さん...
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アカハラさんかな?

雪が赤く染まる赤渋...アカシボもところどころで見かけられます...
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部屋へ戻ると丁度朝ごはんの時間になっていたけれどまつお君が中々起きてくれないのでしばらく談話室でコーヒーを飲んでまったりすることが出来ました...小屋の方達には中々片づけられなくてご迷惑おかけしたと思いますが...マイペース親子でごめんなさい(´・ω・`)

ご飯を食べたら出発!!今回のまつお君はあれこれ荷物を運んでくれたり自分のザックをパッキングしてくれたり...少しだけ成長したかな...もう私より体力あるのだからどんどん活躍してくれないと困るわけだけれど^^; 
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小屋を出発したのは8:15

暖かくなり始めた沼の畔を歩いて行きます。
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こんな亀裂もところどころに...
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気をつけながら進みましょう!!
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ご覧ください!!この色!!
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同じショットばかり撮り続けてしまいました^^;
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前日に残雪の沼を日帰りする方たちにお会いして私は凄いな!!健脚だな!!って思ったのですがまつお君は尾瀬沼まで来て日帰りなんてもったいないよ...日帰りなんてしたくない...

だってさ!!そうだね...前日に見た沼は夜の寒さでもう一度凍りつき昼過ぎに到着した時の姿よりも美しくて何度も足を止めます...
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この日は何度も立ち止まって写真を撮っても早くいこうよ~!!と言われませんでした...
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きっとまつお君の目から見ても美しくて素晴らしい景色に見えていたのでしょうね...

尾瀬沼山荘を超えると三平峠までの直登コースが少しだけあります...これが...行きはよいよい、帰りは怖い...なコースで後ろにずるっと行かないかと少し怖く感じました^^;
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慎重に一歩ずつ進みます...

私の歩みがあまりにも遅いので三平峠で座って待っていてくれました。
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ここからはしばらく緩い感じに下ります。

そして眺めのいい所に出てくると急な下りに入るので気をつけてゆっくりゆっくりトラバース...
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写真ではよく見えないけれど雪が積もった登山道は足を滑らしたらツルっとしたまで行ってしまいそう...
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時々倒れている木をゆっくりとまたぎながら...下から登ってくる方達とすれ違う時も慎重に...
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以前より安定感のある歩きになったせいか見ていて全く怖くなくなりました...自分の方が心配だわ...やれやれ...('A`|||)
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沢のすぐ近くまで降りてきたらやっと一息(*'-'*)
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根明け...木の周りの雪が溶けて丸くなる現象...春だねぇ...

水の流れもドドド~!!と大きな音をたてていて迫力満点!!
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ここへ来るまでに観光客と思われるペッタンコスニーカーのお兄ちゃんとお父さん?あいさつをしてすれ違ってしばらくしてからまつお君と私で気になるねと二人を追いかけて登山道の状況を教えて戻った方がいいと伝えました...だってトラバースするの?...あれはヤバいよ!!

一ノ瀬を過ぎてからも雪で靴を濡らしながら歩いてくる観光目当ての方達を沢山見かけました...

中には沼まで3キロで行けるって見たんですけど行けそうですかね?

って!!おいおい...夏でも日帰りで往復は山慣れしてない人には大変かと...残雪期の今は尚更...こういう人たちは下調べとかしないのかなぁ!?

大体3キロって?大清水から6.3キロ、往復12.6ですよ!!雪のある道を12.6キロ日帰りで?山歩きの格好していないのに(T_T)いや、まだ聞いてくれた方はよかったけれどね...聞かないで行ってしまった人とか...いないよねまさか...ワタスゲ見に来た時はこういう方達を見かけなかったのでGWという事も影響しているのでしょうか...大清水の登山口に大きな看板取り付けて山ですよと装備に関して教えてあげた方がいいかもしれません。

ああ...また変な愚痴こぼしちゃった...人は人...ここは山自己責任^^;

そうそう、入山する時に雪崩れていた雪の重みで木が沢に向かって伸びてひっくり返っていたので足を引っ掛けて落ちるんじゃないかと気になって怖かった道の木が全て切られていて歩きやすくなっていました...ちょっとかわいそうな気もしますが^^;この下の流れが物凄く、落ちて流されたらまず助かるのは難しそうなので仕方ないかなぁ...団体様ともすれ違ったのでそう言ったことも考慮したのかもしれません。
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夏は歩きやすい径なんだけれどね...

一ノ瀬に着きましたよ~!!ここからはのんびり緩やかに下るだけ...
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ヤマネコヤナギさん?かと思います。
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ネコヤナギみたいなのですが樹高が高くて黄色い...
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山猫さんのフワフワに癒されながらフィナーレ('▽'*)♪
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11:36大清水登山口に到着!!

今回も無事戻って来れてホッ...

初の尾瀬残雪期...どんな風景が待っているのか未知の世界でしたがやっぱり尾瀬はいいところ...だから入山した皆さんが楽しく素敵な思い出を持ち帰って欲しいな...そんな事を思いながら歩いた残雪期の尾瀬でのお話なのでした。


このあと日光で大渋滞にはまりこの旅一番の大仕事を終えての帰宅となるのでありました(_´Д`) アイーン




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たまにはトランプもいいもんだ@大清水~尾瀬沼~尾瀬ヶ原~鳩待峠

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もう一回尾瀬に行きたかったなぁ...。

そんなつぶやきをしてみたら駒中仲間であり、お山の先輩のみっちゃんからお誘いが...金欠虫のまつおファミリーだけれど自炊でなら行けるかも...?どうする?

少々悩んだのですがまつお君も行きたいと言うので行っちゃいましょう~そうしましょう~!!

当日どうやら日光が物凄く渋滞するらしいと知った私は待ち合わせのバスは9:58だと言うのに家を3時に出発...途中金精峠を下っている途中に路面凍結していたのか?それとも雨でスタッドレスの弱点が出たのかプチスリップ^^;車を運転していると色々ありますが今回ばかりはかなり焦りました...事故らなくてよかったです...そんな事もあったので群馬側へ降りてからはかなりのノロノロ運転。戸倉へ着いたのは7時か6時半頃か?とりあえず雨も降っているし仮眠の時間もありそうなので一時間ばかりうとうと...8時頃に一度おきて車の外へ出たら戸倉の黄葉はまだまだ見頃が続いていました!!

中々起きないまつお君を遅れると迷惑がかかるからとたたき起し、約束の時間少し前にバス停付近の休憩所で待っていると来た来た!!バスの中にはみっちゃんと、山うさぎさん!!

なんだかまた会えた事がとても嬉しくてわ~いってな感じにバスへと乗り込み、お久しぶりの挨拶や、峠でスリップして怖かった話、雨が小雨になってきたとかひとしきりおしゃべりした後は大清水までの紅葉を楽しみながらバスに揺られて行きました。

大清水に10:10着だったのでそれから準備して歩きだしたのは10時半を過ぎていましたかね...?

この後雨量が増えてきたのでカメラの故障が怖くてザックにしまいこんでしまったので小屋近くまで殆どパチリする事はありませんでした。
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じんわりと高度を上げていく一ノ瀬休憩所迄の道のりがお腹も空いたのもあってやたらと長く感じていたので、山うさぎさん作のお弁当が休憩所で食べられると聞いて嬉しいのなんの('▽'*)♪とても感謝のありがたや~なお昼ご飯となりました!!
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こちらはスマホカメラからちらっと撮っただけなのですが詳しくはみっちゃんのレポに載っていますのでチェックプリ~ズ!!どれもこれもとても美味しくて力が出てきたところでさあ、もうひと登り!!
 
三平峠迄の階段でまつお君とみっちゃんの速さに追い付けずゼイゼイ、ハアハアの私と山うさぎさん...三平峠へ着いた時はゴールじゃないのに着いた~って位にホッとしてしまいました...。
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っで、下りで思いっきりすってんころり~んの私^^;左手のひら打撲で痛くて握力が全く無くなってしまいました...雨の日の木道で固めの靴を履いて歩くのはまあ、やはりダメなのねと確信!!

帰りまでに多分4回位転ぶと言う最多記録を作ってしまいました...トホホ(;´Д`)

えッ?!靴のせいにするなって?

そんなこんなでやっと沼が見えてきたときの嬉しさと言ったらありゃしない...雨の日の山行は大変だけれど小屋へ着いて温かい中で過ごせる事の幸せと言ったらありゃぁしない!!
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着く頃こんなに降っていたのですよ...^^;
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13:30頃に到着だったかな?
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受付を済ませてずぶぬれの衣服を着替えたら温かい談話室でティータイムです。

貧乏まっつん母は帰りのバス代やら駐車場代やらが気になってコーヒーを頼まなかったのですが山うさぎさんとみっちゃんのオーダーしたコーヒーの香りがたまりませんなぁ...
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まあいいさ!!ありがたい事に談話室にはお湯とほうじ茶が置いてあるので持参したティ-パックと一緒に、これまたまつお母作パンプキンケーキでちょっぴり優雅な時間を過ごしましょう...。

しか~し!!この後雨が降り続いていたため風呂に入る4時頃まで延々とトランプ大会開催となりまして...皆さん最初のうちはお上品に周りに迷惑がかからないように小声で盛り上がっていたのですが...

いやぁ~燃えますな...って言ってたわりに一番弱かったアタシ(_´Д`) アイーン

そして親子も何もありませんよ!!仁義なき戦い!!

まつお君隙だらけだからカード丸見えだっつうの!!こっそりカード覗いて試行錯誤...?

ありッ?!おかしいな...ズルしても負けちゃうぞ???

な~ぜ~に~!?!?!?!?もう私のぼろ負けぶりに...と言うかそのタイミングでそれ出すか~!!!

あほ!!あほ!!アタシのあほ!!

親子対決...まんまとワタクシの大敗退なのでありました(T_T)

飲んでもいないのにこれだけ盛り上がってしまうのですからね...。

なんてやっていたら、みっちゃんと山うさぎさんが扉の方に向かって手を振っている...誰だろうとみたらなんと初めましての尾瀬のひだまりさんではないですか~!!ひだまりさんの事を駒中仲間の皆さんから聞いたり何度も尾瀬に関する美しい写真ブログを拝見させていただいたりしていたのでいつかお会いしたいと思っていて...もしかしたら今回お会いできるかな、なんて事も思っていたわけですが...やっほ~い!!ついにお会いする事ができました~!!

この日の夕飯、金欠虫のまつお親子は豆乳肉団子鍋にうどんを入れたもの...一緒のパーティーなのでとお願いしたら一緒に食堂で食べる事が出来ました。笠間のお酒を少し頂きお腹いっぱ~い!!夕飯で同席した方達はこれまた尾瀬に関するブログを書いている方達で何回かネットで拝見させていただいた事もあり、尾瀬の話や動物の話などで楽しい時間を過ごす事が出来ました。
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夕飯後またもやまつお君の

トランプやりますよね?

の一声によりトランプ大会開催...ひだまりさんからの差し入れ渋沢温泉小屋のお酒山女に八海山スパークリングも追加されもう、大盛り上がり...時々ハッと我にかえり静かになると他の部屋でも...

(゚∀゚)アヒャヒャ~!!!

仲間がいるわよ...とホッとしてみたり^^;の繰り返し...。

勿論その夜は消灯と同時に爆睡となるのでありました。


次の朝向かいのみっちゃんと山うさぎさんの部屋からゴソゴソ起きだす音がしたのは5時頃でしたでしょうか...5時半に起きようと思っていたけれど星が見えるかなと外へ飛び出すと多少のガスは残るものの星がちらほら...そして夜明けの気配...。
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沼のほとりからは大江湿原方面のヘッドライトの明かりがちらちら...鹿達の甲高い鳴き声...。
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未熟な私でもこんなに美しく撮れてしまう尾瀬沼の静かな風景...。
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あぁ、来てよかったなぁ...。
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何枚も同じのばかり撮っていたら後ろからおはようございますとひだまりさん...山うさぎさんとみっちゃんも揃ったところでもしかして白い虹が見られるかもとひだまりさんのお勧めの場所に移動...。
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タイミングが合わず白虹は逃してしまいましたが...

この燧さんたらもう...こんなに幻想的なの初めてです。
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まだ完全に夜が明けきらないような明るさのこの時間...目には見えない空気が澄んでいるのを感じる事が出来ます。
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そして明るさが増すと共に水鳥さん達も活発に行動し始めました...。
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町の中の人工池では彼らのワイルドな羽ばたきの音を確認する事も時として困難だけれどこちらはもうすぐシーズンオフに入る静かな尾瀬...彼らの力強い羽音がスッと耳の奥へと入って行きます。

そしてやっと少しだけ朝焼けの燧ケ岳...
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今日も素晴らしい朝を迎える事が出来た!!


さて、朝ごはんを食べてからまつお君がパッキングを余り手伝ってくれないので...イライラしながらなんとか作業を終え談話室に要約降りて来られたのは8時をとっくに過ぎてしまい^^;歩き始めたのは8時半頃だったのですね...またお待たせしてしまった。すみません('A`|||)そんな私達にも、コーヒー飲めてゆっくりできたよ~ととても優しい声をかけて下さるお二人に...これだけじゃなくて本当に何時もお世話になりっぱなしで本当に感謝です。
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前日の雨が木々に残って青空のもとキラキラ...清々しい...
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沼の湖面は空の色が反射して海の様...。
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取り外された看板を通り過ぎ沼尻へと向かいます。
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前々日に白オコジョちゃんの目撃情報があったのでウキウキしながらオコジョ出ておいで!!なんて声をかけながら歩いてみたけれど会えなかった~残念!!でもいつか会えるよね...そしてこの日超レアな白虹が出ていた事を後から知り愕然とするのでありました...おたおいでと尾瀬が言っているのですねきっと...。

沼尻が近づくと水鳥さん達が思い思いに温かな日射しを楽しんでいました。
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暖かくて気持ちいい日だね~(*^^*)
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向こう岸では藻の大発生か?湖面が薄っすらと緑に...。
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そして9時過ぎに沼尻へ到着...みっちゃんは燧ケ岳へ....
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うそうそ...^^;

まつお君は休憩所へ...
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閉まってるけれどね...。

私と山うさぎさんはまずこちらから...
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この分岐の先は燧ケ岳しかないのかと思っていて行った事が無かったのだけれど...
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あら~!!なんとまあ!!
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池塘が沢山!!

そして怪しげな物体...?
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大好きなヒツジグサちゃん!!
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いい感じに紅葉していましたよ~!!
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少し行動食を補給したら出発です。

白砂峠はあっという間に越してしまったけれど...
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そのあとすってんころりんしてしまった私にそのあとの下りは異様に長く感じるのでありました^^;

それでも夏の緑が生い茂ってしまっていた景色と一変している冬枯れの景色に懐かしさを感じたり...
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ゴーストタウンのようになってしまった見晴の風景が物珍しくて転んだ痛さなんか尾瀬が原へぬける頃には忘れてしまいました。
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尾瀬ヶ原は春のそよ風の様な少し暖かい風が吹いていて平らな木道を歩いているのにポカポカ暖かく周りのお山もよく見えていました。

景鶴山かな?
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雄大な至仏山...来年こそはチャレンジしたい...。
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そしていつ見てもかっこいい~燧ケ岳...。
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あちらこちらには次の春に備えて冬装備に切り替えている木々の芽...
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野草の芽...
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これから降る大量の雪に埋もれてもなお生きているなんて植物達の強さに圧巻!!

このこたちもこれから来る冬を乗り越えて行けますように...。
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こんなにドライになってしまったけれど
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また来年新たな命として再会出来るのを楽しみにしているね...。
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龍宮小屋まで行ったら休憩しましょうと言う事なのでグングン歩きます。
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時々まつお君がちらちら振り返る...ちゃんと心配してくれているのね...。

さあ、福島が終わって群馬に出たら...
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龍宮小屋はもう少し...
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龍宮へと続いているかも?な渦巻き...。
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写真じゃいまいちわかりづらいでしょうか...?

龍宮小屋へ到着したら前日の残りのおにぎりを頂いたりお茶を飲んだり...20分程休憩してまたひたすらゴールを目指します。
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終わりがどんどん近付いてなんだか寂しくなってしまうけれどここから先は行った事のない未知の世界でもあり、ワクワク(*^^*)
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そして...こちらからは風がやめば逆さ燧が見えるそうです。
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今度は原からぐるっともいいかもな...。

こちら側はヒツジグサちゃんの宝庫でした!!
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お花ちゃんがある頃に来たら凄いんだろうなぁ...。

何やら空が怪しくなり始めた頃に山ノ鼻へ到着。
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山うさぎさんのドラえもんポケットからはなんと草大福!!

生き返る~!!

そしてこちらはガマ岩なのか?ガマ石なのか?かえる君にみえるかな?
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最後はまつお君にガンガンラストスパートをかけられ翻弄され...途中出会った人たちに腹立ちますよ~と愚痴りながらも本当はそんな逞しくなったまつお君を誇らしげに思ったりして...。

あ~!!もっとまつお君のザックに私の荷物入れとくんだった~!!

なんて事も思ったりして...アハ(´∀`*)
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14:00鳩待峠着!!

トイレに行っている間になんと戸倉までのバスチケットをみっちゃんと山うさぎさんが用意していてくださいました...帰りは日光の渋滞が恐ろしかったので沼田経由で帰るので事前に二人を沼田まで乗せる約束をしていたのですが...まさかバス代払って下さるとは~!!!なんと感謝していいやら...これであの例のあれ、食べる事が出来ました。

ありがとうございました!!!

そしてもう一つ...なんと戸倉の第一駐車場へ着くとゲートが外されていて運転手さんが言うには駐車料金払わないで出られるよ~と言う事で!!二日分払う予定だった2000がなんとタダ!!

ダブルでラッキーなのでありました( ̄ー ̄)ニヤリッ


小さな小さなまつお君と尾瀬へ行き始めた頃沼から原への縦走なんて夢のまた夢だったけれど思いがけずその夢もかない...終わってみたらとってもお得感満載のラッキー山行のお話なのでありました...。

私の小さなつぶやきにすかさず反応してくださって誘ってくださったみっちゃん、美味しいものを沢山用意して下さった山うさぎさん...。

今回も色々とお世話になりました...そして、本当にありがとうございました!!






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尾瀬での出来事2009’August 7th...燧ケ岳初挑戦の巻@長英新道から

3週間程山へ行けない日々が続いているので久しぶりにまつお君が小2だった頃の尾瀬での出来事を書こうと思います。まつお君がどうしても燧ケ岳へ登りたいというので難しいのでは?と思いつつも燧ケ岳に初挑戦した年のお話です。

では、まつお劇場の始まり、始まり~!!

家を5時に出て御池に着いたのはなんと10時過ぎ...小さいとトイレ休憩がやたらと多いので着くのにも時間がかかるのです^^;
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それでもバスで沼山峠へ行って、そちらから尾瀬沼迄はそんなに距離が無いので正午には到着、1日目の宿泊先長蔵小屋に着いてからはただひたすらのんびりトランプをやったり、将棋を教えてもらったり...(まつお君に)^^;次の日の燧ケ岳アタックのためののんびりした時間を過ごしました。この頃の尾瀬って空いていて静かでその日も宿泊客は数名で奥只見から船で来たというおじさまとお話したのを覚えています。そのほかに今思えばトレランの様な装備をした夫婦の方たちにしか会わなかったような...。

私達が尾瀬に行くのって大体8月の平日だったりするので尾瀬って人が少ないのだな~なんて多分間違ったイメージしか持っていません...いまのところ...。でも静かな尾瀬は最高ですよ^^

まつお君に燧へ登りたいと言われた時まだ小2だから無理だろな~って思っていました。
なので登れるところまでにしようねと約束をして計画を立てて行きました。

なのですがもう、まつお君燧へ登る事が嬉しくて嬉しくて...小屋で会う人に話しかけられる度に、

燧ケ岳に登るの!!

って大騒ぎしていました...。

っでよくある話で...興奮しすぎてあまり眠れず...もう、次の日の寝起きの悪い事^^;

最悪な朝を迎えました...。
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眠気を覚ます為に散歩しようと言ってみても起きずひたすら眠り続け、朝食の時間ぎりぎりに起床...これは嫌な予感が...。

案の定食欲がまるでなく、海苔にご飯をまいてそれだけ食べて終了...歩けるのだろうかこんなんで...山になんて登れるわけがない...そんなことを思いいらいらしながら...しかし周りの目も気になりいつものように叱る事も出来なかった...。

でも、なにがなんでも沢山食べさせておくのだったと、食べないと登れないよと言うべきだったと後で後悔することに...。
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前日はガスっていたり雨もパラパラであまり良くなかったお天気もいい感じになりいよいよ出発です。

この日は距離は長くても緩やかな登りと言う事で長英新道を選んだのですが、今思うとその時の長英新道はかなりのどろどろ地帯で、小さいまつお君にはとても不向きで...コース選択ミスったな~と苦い思い出です。

前日の雨の影響もありかなり水気のおおい登山道でした。

今は整備されたようだと聞いたので大分違うのかも知れませんが...あの時は結構大変でした^^;

最初のうちは緩やかな針葉樹林の森...薄暗く道はドロドロ、眺望なしの3点セット...。
泥よけスパッツを着けるも...すぐにドロドロに...。

なので二人で、ひょえ~とかどひゃ~とか言いながら登って行く羽目に...。

しかしドロドロのこちらを進まなければ制覇出来ませんからひたすら進みました。
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それでも初めのうちはドロドロを結構楽しんでいたのです。

普段汚れるからだめ!!なんて言うところも堂々と歩けるわけだからそりゃぁ楽しいに決まっている(^^)v

まつお君は得意の鼻歌まじりにひたすら歩く、歩く、歩く。
途中で出会った方たちに沢山ほめられ励まされながら調子よく!!

しかし小さなまつお君にはやはり燧は手ごわくて突然その時がやって来る...子ども連れの登山にはよくある出来事...。

僕、(今は俺と言うこともある)もうここでいいから...もどろうよ~!!

でた~!!まだ2時間しか歩いていないし~!!こんな眺望も無い所で~?ちょっと~!!

やだ~!!

もう叫びたい気持ちでいっぱいなのですが...

もう少し上がるといい物見られるよ~!!

とだましだまし...ではなく励まし、説得してしばらく歩かせると登山道の横の木にボートのようなものがくくりつけてありました...救助に使うのでしょうか?

ほら!!面白いものあったよ!!

ってそれみつけたのまつお君なのですが...。

2人でしばらくあれは何に使うのか想像していたら戻ろう~!!って言ったのもチョイ忘れてきたので...いいぞ~忘れろ~!!そう思う悪い母なのでしたv( ̄∇ ̄)v

ところで今何時かな~と携帯を開くとゲームをやりたいというので休憩がてらゲームをさせると...

少しだけ元気になってきたので再出発です。
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ようやくぬかるみを抜けると地質が変わり始めました( ̄ー ̄)ニヤリッ

今度は少しずつ岩が重なりあったような道へ突入...ここでまつお君の鼻歌再開。

あの頃夢中になっていたリズム天国の

パンチキック!!
パンチキック!!
パンチキック!!
のメロディーがしばし続きました。

とにかく元気になって良かった(☆゚∀゚)

ようやく眺めもよくなり始め
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途中尾瀬沼が半分と宿泊先の小屋が見えてあと少しかな?なんて話しながら...でもあの時の私達にはまだまだ遠くて...きっと今だったら確かにもう少しと感じる事が出来たのかもしれないけれど。

それでもなんとかきつい登りは登り切りざらざらの砂が混ざる場所へとたどり着いたころ、向こう側から登って降りてきた方達がいたので後どの位でミノブチ岳ですか?と聞くと...30分くらいと言う。

やった~あと少しだね!!がんばろ~!!

なんてのんきに言ったら...

だめ...ぼく、もう、無理...。絶対帰る...。

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

なんだって?今なんとおっしゃいましたかね~?

さっきリズム天国調子よく鼻歌してたじゃないか~!!

ともう本当に大声で叫びたかったのですがこうなってしまうともう無理です...。

ちぇっ、後少しだったのに...。

じゃあ、また来たら今度は上まで行こうね(・∀・)

ぼく、もう二度と登らないから!!

でた~そのセリフ...その後何度もむなしい説得はつづくのであった....。
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仕方なく下山(T_T)

でも今思うと小2だったからね...本当にちいさかったよ...そんな小さい体でよく頑張ったよ...。
途中よじ登ったり、帰りは抱きかかえて降ろしてあげなくちゃいけない場所もあったし...私的にも今より体力なくてきつかった。

よ~し!!帰ったら近くの山を雨の日100往復の特訓だ!!

やだよ~!!やりたくない~!!

なんて冗談を言いながら笑って下山を始めたのに、何でしょう?急に雲行きが怪しくなり...いきなり私が追いつくのも大変な速度で歩き始めるではないですか!!

そしてドロドロの登山道へ戻るとそれはさらに加速して...


ちょっと!!そんなに速いと疲れるよ!!

ムシムシ...。

そして...

スッテ~ンΣ( ̄ロ ̄|||)

やってしまった...。


きっと暗いドロドロの道にいい加減嫌気がさしていたのでしょう。そういう時こそ一休み一休み...。

ゆっくりいこうよ!!時間はまだまだ沢山あるよ(*'-'*)

泥まみれになりながら小屋へ着いたのは2時頃。

お疲れ様でした!!


小屋へ着いて小屋のおじさんにその日の登山道の話をすると、

そうなんです。長英新道って水はけが物凄く悪いんですよね。もうしわけないです...。

っておじさんが悪いわけではなく私が道の状態をよく知らずにつれて行ったわけだからしかたないのです。

その年は雨も多かったので尚更だったわけで。

ドロドロの靴をきれいにしておふろの時間迄将棋を教わり...私がまつお君に教わるも未だにちんぷんかんぷん^^;
まつお君はトランプなんかも大好きでポーカーなんかも知っていた...それも教わったけどもうやり方忘れた...。

夜はプラネタリウムを見ながら星の話を聞けるイベントをやっていたのでそちらに参加しました...まつお君と私だけの参加でした。

小さなプラネタリウム、そんなに期待はしていなかったのですが...すみません...これがかなり癒され空間で昼間の出来事なんて全てチャラになってしまいました。静かなクラッシックが流れる中尾瀬の星空を丁寧に説明して下さって...神話も聞けて...まつお君は眠くなってしまうかな~とドキドキでしたが...

アンタレスと聞けば...

知ってる!!おじいさんの星\(^^)/

デネブと夏の大三角形もしっかりと覚えていて...意外でした。星に興味があったのですね!!

その夜尾瀬は真ん丸なお月さまが出ていたので星明かりは控えめでしたが本物の大三角形も小屋の外で見る事が出来て大満足なまつお君なのでした。

次の日の朝は静かな尾瀬沼を堪能して帰路へと着きました。
画像9

私達この後2回燧ケ岳に挑戦しているのですが未だ柴安迄はいけてなくて...俎どまりなのです。

去年の時点でもう登んね~よ!!

なんて小憎らしいことを言っていたのですが最近気持ちも変わってきたようで今年は柴安も制覇すると言っています(*^^*)


何だか今年の夏は楽しみだな~しかし成長したもんだな~とワクワクしています。


さ、そろそろまつお君のけがも良くなってきたので今週から山へ行くとしますかね!!

そして来月は尾瀬での初テント泊が待っています。
来週は時間がとれそうなので里山トレーニングをしとかなくては!!

やっぱり山は最高だね!!


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