ちょっと田舎で暮らしてみよう

将来の夢は超田舎でのんびり暮らすこと...だったのですがいろんな子どもたちと接するうちに、子どもたちの未来の為に自立へと向うお手伝いがしたいと思うようになりました。 まだまだ私の中の小さな夢、ずっと先の話にはなりそうですが...そして妄想の段階...。 大好きな山歩きや野菜づくり、食育を通してこの夢をいつかかなえるか、妄想で終わるのか!! 中途半端な田舎で仕事しながら何が出来るか模索中の私です。 とは言え、まだまだ模索の段階なので日々の出来事や山の出来事を中心に書いています。

育児

ふと体育祭に思う事

ずっと涼しかったのに何故に今日はじわじわと…orz

そんな中体育祭へ行きました♪

私の中学生時代は中学生になったら保護者とお弁当なんて事は無く、親にも来なくていいよ〜!

なんて言っていたのに今時は親子でお弁当なんですね。

まつお君も来なくていいよ〜!

なんて事言わないので…弁当食べられ無いしね^^;…人混みは嫌いでとても疲れてしまうのですが行かねば…これも親としてのお仕事。

でも行ったら行ったで、友達と和気あいあいとしてる姿や、お久しぶり〜!の人にも数人会ったりして良かったです。

お久しぶり〜の方の中に元同僚で今はALTで中学校で働いてるって方にも会いました。

なんとこの方私が今の職場で働くきっかけをくださった方でね…。短い時間でしたがお互いの近況、家族の話を久しぶりに楽しく話す事ができました。

まつお君に最後に会ったのは小学生の低学年位かなと思うので大きくなった彼に再会して驚いていました。

話していて、あ〜こんなに時間が経ったのだなぁ…懐かしいな…

あっ、この感じは毎朝観てる花子とアンの中で、花子と外国人の先生方との再会や別れのシーンの感情に似てるなぁ…

なんて思ったのは私だけかも知れないけれど…。

他には何を思ったかと言うと、私がこちらの方に出会った頃まさか英語を教えるなんて夢にも思っていなかったのに…気づいたら英語を教え始めて数年の月日が経ち今に至るワケで…。

じっとしてたら何も変わらなかったんだろうなと思い出したりして…

人との出会いとは不思議なものです。

そして時にはその出会いがキッカケで人生が良くも悪くも転んだりするもの。

だけど良い出会いばかりとは限らない。そんな時でも腐らず、諦めず、辛抱強く前を向いて歩きたいな…。

まつお君にも、私が教えてきた子ども達にもそんな風に強く生きて欲しいな…

そんな事をふと思う体育祭でのお話なのでした。


「先輩!!頑張って下さい!!」

そんな応援が放送で流れ、

あぁ、中学校なんだなぁ…

そんな事を繰り返し思う一日でもありました(*^^*)

13年前の今日

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朝の7時過ぎに君は生まれたんだっけ...

あれからいろんな事を君から学び、親として育ててもらったね...

完璧ではない子育てにいつも迷惑をかけたり逆切れしたり^^;

まっ、これからも色々とあるでしょうがこれからもよろしくお願いします....

お誕生日おめでとう!! 



北アルプスの旅は少々お待ち下さいませ~ (*´∇`*)

ふと明け方に思う事

いつも以上に仕事はかどらなくてやる事が沢山あって家に着いたのは11:30。

ぐた〜っとなってリビングの扉を開けるとこれが置いてあった。
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少し早いけどまつお君の卒業アルバム。

中を開いてみるとイチバン始めのページにすっかり汚れてきた山用レインウェアを着て、ストック、使い込んでる軽登山靴を抱えて笑っているまつお君の写真がど〜んとあって…びっくりした〜!!

そっかぁ、好きな格好で写真を撮ってもらうって言っていたね。これだったのか…。

皆さんにお見せ出来ないのが残念!!

これまたとっても素敵な笑顔なの…

親バカ〜( ´ ▽ ` )ノ

その後なんとなく真ん中のページを開いてみたら、お決まりの皆のメッセージ…山登り頑張れ〜とか、登山家なれよ〜とか、はたまた世界中の山を登るのだ!!ナドナド…なんだこりゃ、殆ど山についてのメッセージ…あんたいったい学校でどんな話してるのさ^^;

で最後に卒業文集…内容知っていたのだけどね…これまた山に絡んだ話(⌒-⌒; )

何々?将来の夢は山小屋で働く事。

理由…小さい頃から山に連れて行かれてたけど高学年になるにつれ学校生活が忙しくて山にいくのが嫌になったそうな…あったねそんな事;^_^A

で、ある日イヤイヤ連れて行かれた山の山小屋で小屋番さんに初対面なのに優しくしてもらったそうな…その日からまた山が好きになったそうな…最後に、

ぼくはその山小屋の小屋番さんのように常連の人がたくさんいるようなすてきな小屋番になりたいです。

と書いてありました。

人との出会いって不思議…あの日あの小屋へ行かなかったら山を嫌いになっていたなんて!

いつ行っても楽しい山小屋ライフをありがとうございます。

そして、まつお…未来が希望に満ちていて朗らかな人間になるように…そんな思いを込めてつけた君の名前…いつまでもその名前に負けないくらいの…いや、名前負けしても直ぐにカムバックできる強い心を忘れずにいてくれますように。

卒業おめでとう!!


尾瀬でキャンプするよ3日目@見晴~御池

キャンプ3日目...爽やかな朝の始まりです。
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と言いたいところなんだけれど...テン場が大盛況だからなのか...それとも非常識軍団が来ていたせいか...実は余り眠れませんでした^^;

私達のテントの隣にはどこかの高校生が先生の引率で学校のテントを使い設営をしていたのですが、先生が放置プレーなのか...?それとも先生の言う事を効かないいい加減な子どもの集まりなのか...?

どちらかわからないのだけれど9時の消灯時間が過ぎてもトイレ以外で出歩き戻ってきたと思ったら怖い話が始まり...丸聞こえで嫌なのだけれど...(*`Д')

まあ、この子たちはまだ子どもなので...いや、本当は先生にもっと厳しく指導してもらいたかったな!!って言うのが本音だけれど...まだ子どもなので許せるのだけれど...うるさくなるだろうとは思っていたしね...。

予想外だったのは...子連れの集団で来ていた?親!!子ども!!走らせるな!!就寝時間が過ぎているのに、もう!!

でっかい声で話しながらどしどし歩くの止めてくれないかな...。
それまでにもどんちゃん騒ぎして...その方たちかはわからないけれどテン場中に響き渡る声の酔っ払い...。

大人だけの...若い...学生さんか?

ペグ打ち直してるのか?カンカンカンカン...。

どなたかが、ここは山のテンバだよ!!といっていたような気がしたけれど...余り効果なしヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

極めつけは...一度眠りについて数時間後ふと誰かがまたもやでっかい声で雑談しながらお散歩しているので目が覚め、えっ?もう朝なのかと時計を見たら...なんと...
1:39...午前だよ!!AM!!

小屋の方までグルグル2周程して...誰かに注意されたのかテンバに戻りしばらくまたお話...こんな時間に足音ザッ、ザッ、ザッてならして...幽霊かなんかかい!?。

まるで、首都圏近郊のオートキャンプ場だね!!

もう、これは管理している側と言うより個人のマナーが悪すぎ!!

久しぶりに見晴来て以前小屋泊した時はこんなにうるさくなかったような?と思ったり、テント泊はこちらでは初めてなのでいつもの様子がわからないのですが...この日は非常識な方たちが余りにも多くて頭にもきて眠れなかったけれど...それ以上に驚いたと言うかあきれたというか...。

前日の沼では小さな男の子二人を連れて来ていたお父さんがいらっしゃったのですが子どもたちが騒ぐと厳しく叱っていたのだけれど...そうだね...私もあれこれうるさく言う方ではないと思うけれどそういう山でのルールを教えるのも親の、大人の責任であると思うし、子連れでも気持ちよく迎えてもらうために必要な事かななんて思ったりします。

そして、そういう事を学ぶ事が出来る子どもも幸せだななんて思います。山で家族で楽しむのはとても良いことだけれどそれはやはりルールを守った上でのこと。

そういうルールをきちんと守らないのなら山へ来る意味さえないと私は思うのです!!

私、厳しすぎかしらね?

のっけから文句ブーブーなのですが...。簡単にテント背負って来れる場所かも知れないけれど、大人も子どもも最低限の山のルールを守ってほしいな、なんて思うのでした。

と言う訳で寝不足で余り爽やかな朝ではなく、それでも不思議と体は4時に目覚めるように出来ているので...山限定...起きたら湿原へ行きますよ~^^

夜露で濡れてしまい動けないのか...
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物凄く小さいとんぼさん...大きなアブサイズです。

もしかしたら、ハッチョウトンボかしらね?

こんなに小さいとんぼは初めて見ました。

少しずつ夜が明け始めます。
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御来光を眺めたりって華やかさは無いけれどこの柔らかい尾瀬の霧が大好きです。
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まだ、燧ケ岳は薄暗かったけれど日が出始めると...
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至仏山にもその光が反射して...
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壮大な風景が広がる。

いつかあの山へも登ってみたい...。

夜露の魔法にかかった湿原は別の場所の様。
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束の間の静かな時間を過ごすのでした。

さて、そろそろ帰りましょうか...。
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7:37出発!!

ゆっくりと木道を歩いて行きます。
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また来るよ~!!
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あっという間に温泉小屋の休憩所8:21
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小屋の前を通り過ぎると...
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無料休憩所。
なんだか小腹がすいたので私はカップお汁粉、まつお君はカップラーメン。

元気になったので再出発。
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途中滑りそうな木の橋を何度か渡り...
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鮮やかな緑の中を進んで行きます。

余り人が歩かないのか木道が朽ちている場所が多いので気をつけなくてはいけません。
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おやまあ!!
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ホシガラスちゃん...どうしたのだろうね...。

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この橋迄は結構きついけれどここを越えれば田代は近くなってくるはず、と自分を励ましながら渡ります。
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橋の下にもキレイな水が流れていました。

天神田代着10:32
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派手なキノコ発見!!
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ラクダの様な木を発見!!
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田代が増えてきたからゴールは近いはず。
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時々遠くの山並みも見えてきて...
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真っ直ぐの木道歩きが何だか楽しく感じてしまう。
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姫田代は最後の田代11:43
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大きい木道は駐車場から近い。
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11:54御池に到着!!
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お疲れ様でした!!

重いの背負って頑張ったね!!

さあ、これであのビッグチャレンジの準備も出来たかな?

そう、いよいよ次回は甲斐駒、黒戸尾根にチャレンジした事を書こうと思います。




尾瀬でキャンプするよ2日目@尾瀬沼~見晴~竜宮~ヨッピ吊り橋

やってしまいました...尾瀬キャンプ二日目のレポ間違って消してしまいました。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

潔く...いいのか?...書き直そうと思います。

一度読んだ方2度楽しめますね( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ラッキ~!!


はい、では二日目いこうと思います!!

お腹も一杯になったので沼を出発です。8:36
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前日よりも少しだけ天気が回復してきました。
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よかった~!!

余りアップダウンのない道のり、荷物は少々重いけれど湖面に少しだけ青空が映ったりして前日とは違う表情を見る事が出来ました。
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真っ直ぐな木道が出てくるとすぐそこは沼尻です。
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40分程で沼尻へ着きました。
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また曇って来てしまいました。

白砂峠を越す前に少々お腹が空いてしまったので休憩しつつ燃料補給です。
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私はお汁粉、まつお君は饅頭サイズのミニメロンパン。
余り休むと体が冷えてかえって疲れてしまうので少しだけ休んだら出発です。

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尾瀬は実りの季節が始まっています。長く続いた梅雨がようやく終わりそうだと思ったらあっという間に秋が来てしまうのでしょうね。

雨が多いと嫌なことも多いのですが、雨が多いおかげでゆったりとした澄んだ水の流れに癒されながら歩くこともできます。
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こちらは白砂峠下の田代。
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まつお君がまだ小学1年生だった頃に反対側から白砂峠を越えてこちらへ降りた事があるのですが結構きつかったのを思い出します。今より山歩きをしていなかったのもありますがこちらの道はもしかしたら沼から降りて行く方が辛くないのかも知れません。
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その時辛い登りを終えてこちらの湿原に降りた時なんてキレイなんだろうと感動したのですが、今回後ろから人が来ていたのでうまく撮れなかったのもあるけれど植物が少ないような...気のせいかしら?

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白砂峠は岩がごろごろしてはいる物のそんなに危険な個所ではないのですが湿気が多いので木道などが滑りやすくなっているので下りも滑らないように気をつけて降りなくてはいけません。

湿気が多いのでこんなに大きなキノコの株。
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ナメコに似ているけれど違うかな?

きのこの手前にはオオマルバノホロシちゃん。
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ナスの花に似ているので尾瀬ナスとも呼ばれクコのような実を付けるのですが毒があるそうです。

低山で見かけるようなお花ちゃんも見かける事があります。
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こういう可愛らしいお花ちゃんを見たり...
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すんごい曲がった木を見たり...雪の重みでこんなに曲がってしまったのかしら?
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森の中は楽しいものが沢山です。

見晴が近くなってくると益々水が多くなってきます。
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滑らないように気を付けて歩いてね!!

あっちもこっちも水が多くなってくるので湧き水や小さな滝もそんなに珍しく無くなって来るのですが、
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何故かまつお君にこの場所撮ってねと言われたので撮ってみました。

どうでしょう?

あっという間に見晴分岐。
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燧小屋でテントの受け付けを済ませ設営し終わったのは11:30頃。まだまだ時間があるのでご飯を済ませたら尾瀬ヶ原を歩いてみようという事になりひとまずランチタ~イム!!

乾燥野菜と早ゆでパスタを茹でて...
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こちらを加えて...
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クリームパスタのルウを加えたら...
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出来上がり!!
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さあ、食べたらお散歩いくよ~!!
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お散歩でかけるよ~!!
初めは真っ直ぐな道をひたすら歩きます。
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13:23竜宮小屋付近に到着。
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ゆったりとした水の流れ...
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この水はどこから来てどこへ流れて行くのか...
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ホントに尾瀬は水が豊富だね^^
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まだまだお散歩は続くので休憩せずに先を急ごうと思ったのですが...
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すぐに竜宮十字路13:30

眺めがいいのでちょっと休憩。
こちらでランチした方がよかったかな~!!
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思いがけずヒツジグサちゃんに御対面^^
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見た目は蓮の花に似ているけれど蓮よりもかなり小ぶりで清楚な花。

この時期は華やかな花に溢れる季節ではないけれど時々...
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アオヤギソウちゃん^^

こちらのお花ちゃんは...
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なんでしょう~?

さて、ヨッピ吊り橋前の分岐迄来ると...
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何だか軽装の二人のお姉さんが橋の上で吠えていました^^;
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なにやっていたのでしょうか...?

尾瀬は木道が多いせいか軽装の方をよく見かけます。

実は沼尻でハイヒールのお姉さんを見てかなり驚いてしまいました(つд⊂)ゴシゴシ
話には聞いていたけれど本当にいるのですね...。
確かに子どもも歩ける安全な場所が多い尾瀬なのですが、木道の無い場所には石がごろごろしていたり木の根もあるし、木道だって雨の後は滑りやすい...。

今回は見晴のテン場で(#`皿´) ムキーーーー!

...な出来事もあり^^;それについては後ほど...。

誰でも来やすい場所かも知れないけれどもう少し山の中を歩いているのだという意識を持ってほしいな...なんて...思ったりして!!

私...厳しいかしらね...?


ちょっと愚痴になってしまいましたが気分を変えて...。
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ヨッピ吊り橋の下の川もゆったりと流れていました。

こちらのお花ちゃんは...
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トモエソウ

オトギリソウに似ているけれど花はかなり大きめで色も可愛らしいレモン色(*^^*)

東電小屋の近くにはこんな看板があります。
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自然をお借りして歩かせていただいている事を忘れないでいたい。

東電小屋に到着14:17
塩ソフトのポスターの誘惑に負け^^;
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ん~ま~い!!

山へ行くとこういう訳で太ってしまう...気をつけねば...。

甘いの食べたし3時までには戻りたいので出発。
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ちびっこかったまつお君がこちらの橋を渡ったのは随分前の事...懐かしいなあ。

川は只見川。
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手前は新潟だったのね!!
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湿原へ戻って来ると...
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イワショウブちゃん

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サワギキョウちゃん

はじめましての
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カキランちゃん

こちらは...
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調べたけれどわからなかった...ギブア~ップ!!

14:56見晴へ帰ってきました。
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夕方早目にディナータ~イム!!
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この日の夕飯はマーボ春雨...乾燥ネギとささみを加えたら...
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あっという間にに出来上がり!!
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キクラゲが入っていたので少々クレームがありましたが...(`ε´)ぶーぶー

親の権力をふるい今回は我慢して食べてもらいました。

でも、小さかったので意外と気にせず食べられたようでした。

寝るまでにはまだまだ時間があるのでまつお君は燧小屋へお風呂に入りに行き私はその間湿原迄お散歩です。
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クガイソウがゆらゆらと揺れる中...
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ある小屋の前で合コンの雰囲気!?

丁度席替えのお時間だったようでかなり盛り上がっていました^^

湿原は思ったよりも人がいなくて静かでした。
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かなりお天気も回復してきて日差しが植物へあたり始めてキラキラ輝きだしました。
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同じ花でもお日様があたると違って見えてきます。
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こんな小さなお花ちゃんにも名前があるのです。
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ヒメシロネ

湿原のグリーンもキラキラです。
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ヨツバヒヨドリちゃんの花の蜜はどうやらアサギマダラのお気に入りらしく帝釈山の登山道付近に沢山咲いていた所へ沢山とまっていたのを見た事があります。
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オゼミズギクはまだこれからでした。
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日があたったのでもう一度撮り直し...
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かなり華やかに見えてきます。

こちらのモウセンゴケは細長い。
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少しずつ日が沈み始め...
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夕日を見ようと人が集まってきます。

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でも、山の裏側へ沈む迄眩しいくらいに輝く太陽!!
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周りが赤く焼けないかとかなりまっていたのですが...
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うっすらとピンクに焼けて終了なのでした...。

書き直し終了~!!

3日目へと続きます...ホっ...^^;



尾瀬でキャンプするよ1日目@沼山峠~尾瀬沼~沼一周

かわばたキャンプ場を7時過ぎに出て尾瀬の沼山峠へ入ったのは遅めの8:30頃。
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この日のテン場は尾瀬沼なのでゆっくりめのスタートなのでした。

歩きなれた尾瀬沼までの道のり、あっという間に大江湿原が見えてきました。
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この真っ直ぐ伸びた道が尾瀬に来たな~と毎回思わせてくれます。
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この日のまつお君は40ℓを背負っていたのですが重い物を背負うのもすっかり慣れてきたので花を探してキョロキョロする私をどんどん置いて行ってしまいました。

それでも少ないながらのお花ちゃんに出会うと...
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つい、カメラを向けてしまう。

お日様の出ていないパッとしない天気の中でもひたすら獲物を待ち続けるクサグモさん。
こうお天気が悪いと虫君達も大変だよね...。
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最初のベンチを過ぎるとボチボチお花ちゃん達が増えてきます。
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ソバナ...かしらね?

こちらは...
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マルバタケブキ

淡いピンクが可愛らしいオニシモツケ。
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早めに到着して暇を持て余しているので尾瀬沼を一周してみましょうかと、ヒュッテで大型ザックをデポしてお出かけです。
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日が出ていなくて風も少々吹いていたせいか少しだけ肌寒く感じたり...
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でも、お日様が出てくると急に暑く感じたり...忙しいね~。

水...キレイだね~。
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ガスがとれて燧ケ岳がいい感じ^^
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昨日は柴安迄登れたのだよね!!

母はまつお君の成長がとっても嬉しいです(*^^*)

秋の花がちらほら...
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まだ準備中でした...今頃咲いているかな?それとも終わってしまったか...。

沼尻と大清水への分岐へきました。
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沼尻方面へ着いたらお昼にしようねと話をしながら進みます。
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少しだけ情報は入っていたけれどこちらの道はやはり荒れている様子でした。
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ところどころに崩壊も見られ、いつこの崩壊が起きたのかはわからないけれどまつお君がはじめて歩いた尾瀬沼の様子とは変わってしまったような気がしました。

それでも緑が豊かで静かなこちらの道...
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こんな色鮮やかなキノコが生えていたり...
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結構楽しめるものです。
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道のアップダウンもそんなにありませんしね。

ただ、一つだけ気になったのはやはり人がいないという事はそれだけ木道を踏む人もいないせいか木道には苔が生えていたり滑りやすくなっていた事でしょうか...。

こんな風景が見えてきて...
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こんな水路が出て来たら...
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沼尻はすぐそこ。
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夏のフトイがツンツン伸びる風景も好きだったりして...。

でも、あいにくのお天気、時折ポツポツ小雨が降ったりしてきたので昼ごはんをさっと済ませたら早々に出発。
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また明日来るからね...。
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こちらもキンコウカが沢山咲いていました。

空を見上げると...
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小さくて見えないかな?

真ん中に大きなサギの様な鳥が何度もグルグルと旋回しながら...
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ゆっくりと木のてっぺんに降りて行きました。
きっと、急降下が苦手なのかな?

こちらの風景はいつ見ても美しいけれどお日様が出てくるともっと美しく輝き...
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何度見ても心が爽やかな気持ちになります.。

雨が続いたせいか水の量も豊富で...
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また違う表情を見る事が出来嬉しくなってしまいます。
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ヒュッテへ着いたのは13:00を過ぎていてテントも張れる時間になっていました。
受付で、まつお君とひと悶着...トイレから物凄い遠い奥の方にテントを張りたいというまつお君...私は入り口に近いのも人の出入りが多くて嫌だけれどトイレが遠いのもいやだな~...なんてなかなか決まらず...おいおい、ヒュッテの方に迷惑だから早く決めて~^^;

結局二人の意見の中間あたりの10番に張る事に...。

さてさて、テントも張れたし、明日の準備も大体出来たのでご飯でも作りましょうかね^^

ディナータイム!!
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三分で茹でられる早ゆでペンネと豆ミックス、
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乾燥野菜を茹でていい感じになったら...
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こちらのルーで味付けしました。
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意外と美味しかったのでまた使ってみようかな。
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出来上がり(・∀・)

お皿によそって召し上がれ!!
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夕飯の後のスライド上映前にまだ時間がありそうだったのでふらふらとお散歩。
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んっ!?なにやら灯りが点いている...勝手に覗いちゃだめだよ~!!と言っていたら優しそうなお姉さんが、どうぞ~中開けて見ていいですよ~。

と声をかけて下さいました。

あら~ステキ~!!
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こちらは泊まれるのかな~!!

そして、優しいお姉さんの笑顔に吸いこまれるようにカフェの方へも...な~んて、前回来た時に開いてなかったから今度開いていたら入ろうねって約束していたので...。
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私はミルクレープ、まつお君は紅茶のシフォンケーキ、飲み物はカモミールでゆっくり眠れるように...。

年季の入ったトランプでまつお君が占いをしてくれました。

キミって...本当にいろんな事が出来るのね!!

何だかいい事ばかり言ってましたが...いい事なので信じておきましょう!!


余りにも心地良い空間だったのでスライド上映の時間に遅れてしまい途中から参加。

プレゼンターの方が違うと話の内容も少し違うようで...熊に出会ったらどうするか?なんてクイズもありました。

1番死んだふり、2番戦う、3番その場をそっと離れる...何番だと思いますか?の問いに...

2番!!...もう!!絶対誰か言うとおもったわよ~って思いながらも大爆笑^^

為になる話もききながらなかなか楽しい上映会なのでありました。


テンバもこの日余り人がいなかったので静かにゆっくりと過ごす事が出来ました。


次の日の朝4時...
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以前来た時はもうすっかり明るくなっていたというのに今回はまだお月さまが見えていました。

少しずつ朝の気配...
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よ~く見ると...
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水鳥達が親子で御出勤^^

まだ薄暗い空の上には...鷹の様な...
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どうやら尾瀬の方々のレポを拝見させていただいたところミサゴが...と言う話があったのでもしかしたら...そうかもしれません。お腹が白いね~!!

段々と明るくなってきたけれど...
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霧の沼は堪能できずちょっとがっかり...。
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でも、少しだけ日の差し始めた湿原の花達は昨日よりも輝き始めていました。
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さあ、朝ご飯食べたら見晴へ移動だよ~!!
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これと...
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これを使って...
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簡単雑炊^^

見晴の旅へと続きます...。


燧ケ岳に再挑戦2013’July 31st

ようやく長い山旅から帰ってきました^^

では、早速旅の第一弾からのお話、始まり、始まり...。

燧ケ岳へは今回で私達親子にとって4回目のチャレンジであります...一番初めは体力、気力も伴わず、その上に長い道のりのドロドロ長英新道で失敗し...二度目は私の母と俎まで、三度目は俎から先へ進むのが嫌だとまつお君が駄々をこね最高峰迄達せず...^^;

どれだけ時間かけちゃっているのでしょうね...けれどね今年のまつお君はちょっと違っていた。いつも登る山を決めるのは全て私の役目...それほどまつお君は山歩きに実は興味が無かったのです...でも学校で地理や歴史を学ぶうちにいろんな土地に興味を持ち始めて...そして登りたい山も今年は自分で決めるようになってきました。

旅の一番の目標は甲斐駒ケ岳に登る事...。

それにはまず柴安迄行っておかなくちゃね...そんな事を毎回話しながらの最近の山行だったのです。

寝不足で登山するのが最近めっきり辛くなってきた私...今回は燧ケ岳へ登る前日の午後から2泊の予定でかわばたキャンプ場でキャンプする事になりました。前回会津駒ヶ岳から降りてきた時に挨拶をしながら予約をしに行ったので約2週間ぶりのかわばたのおばちゃんとの再会です。こちらのキャンプ場へ来るのは2度目なのですが本当によく面倒を見て下さるいつもにこにこ笑顔のおばちゃん(*^^*)すっかりファンになってしまいました。

新しくなった看板にはおばちゃんの笑顔の写真がド~ンとあります。
他のバンガローのお客さんとの会話から聞こえてきた内容によると、どうやらお客さんがこちらの看板を作って下さったようで...愛されているのね^^

さあ、テントを組み立てて温泉にも入ったから...温泉も割引してくれた!!...明日の為にご飯食べて寝るよ~!!

ディナータイム!!

材料はこちら...
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家で収穫してきたトマトとお化けキュウリをどうにかしなくては...桧枝岐のJAで買ったしゃぶしゃぶ用の豚肉と途中の道の駅でゲットしたオクラを追加して、味付けは何故かうどんのタレを使って...。

まずキュウリを千切りにしてたれにつけておきます。
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次に縦に切ったオクラとニラを茹でます...ニラもボウボウ屋敷の片隅に生えていた物です。DSC_7923
そしたら豚肉を加えてしゃぶしゃぶ...
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先程のキュウリを混ぜ混ぜ...
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とっても簡単だけれど栄養満点、次の日の為の準備はバッチリですね^^

トマトはそのままいただきました。甘くておいしかった~!!

そして、川のせせらぎと共におやすみなさ~い。

朝4時起床...途中夜中に少し降ったようで朝テントが少しだけ濡れていました。
簡単に高カロリーを摂取出来るあげ餅を食べていざ尾瀬へ向けて出発!!

御池の駐車場へ着いたのは6時ちょっとすぎだったかな?
ガッラガラ~の駐車場...
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帰りにボロボロになっているかも知れないので一番奥へ駐車しました。

いざ、出陣!!6:24
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私達以外は誰もいない静かな登山道をしばらく歩きます。
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しばらく歩くと燧裏林道、見晴方面と燧ケ岳へ登る分岐に分かれます。
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オオウバユリちゃんおはよう^^

燧ケ岳方面へ進むと8月のこの時期はお化け水芭蕉ちゃん達がお出迎えしてくれます。
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恐竜でも出てきそうな原始の森の雰囲気が好きです。
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すぐに岩登りとはいかないまでも大きな岩を登る道が出てきます。
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御池からのルートでちょっと厄介な場所ではありますがゆっくり進めば危険な個所も無く、田代(湿原)が出てくるまでの辛抱です。

頑張れ~!!
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まつお君全く疲れる様子も無くサクサクと登って行きます...もはや私の方が息切れ状態^^;

タダひたすら周りの風景でごまかしつつ登ります。
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美しい森...
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おやっ?こちらはまるでブルーベリーの様な果実...スノキに似ているけれど関東以西に分布のはずなのでどうなのかな...ブルーベリーによく似ています。
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最初の田代が近くなってきました。
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今年もキンコウカが見ごろを迎えていました。
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まだ尾瀬へ来始めたころキリンソウと勘違いしていた私^^;おバカ!!
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今年はいつもよりも色が鮮やかな気がしたのは丁度いいタイミングで出会えたからかも知れません。

お花にも旬があるのですね...きっと。

広沢田代へ到着7:32
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こちらのモウセンゴケは丸い形をしています。
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虫達にしてみたら恐ろしいこちらの植物も私から見るとネバネバの先のキラキラ輝く透明の玉が何ともキレイだな...なんて思ってしまう。

そして、湿原があるからこのような植物が育つわけで...
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この緑の中に浮かぶ池塘とか...尾瀬、最高!!

一番初めのお花の時期もも終わりボチボチ果実を付ける準備をしているもの達も...
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こちら、ゴゼンタチバナよね?きっと...これから確か赤い実がなるはず...それもまた可愛らしい^^

いつまでも立ち止っていたい風景だけれど時々ガスも出始めたので先を急がねば...
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また、帰りに通るからね...

以前は物凄く遠くに感じた熊沢田代もあっと言う間に近づいて来ました。
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燧ケ岳が見えてきましたよ。

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お花をパチリとしていたらいつものパターンであっという間に置いて行かれた...。

でもこんなにきれいなのに立ち止らずにはいられない...。
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きっと北アルプス何て行ったらちっとも進まないのでしょうね、私^^;

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晴れていたらもっと美しいのだけれど...残念。

そして、相変わらずサクサクと歩く我が子...たくましくなったものです。
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黄色いのはよく見かけるこちらのお花ちゃん...
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白いのは初めまして(*^^*)

まつお君に置いて行かれないように適当にパチリしながら多分俎までの行程の中では一番危険な個所のガレ場へ到着9:36
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毛深いね~!!

およっ!?

まだ雪渓が残っていたよ~!!
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今年は本当に雪の多い年だったのだね~!!
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アイゼンは無いけれど慎重に歩けば大丈夫。

時々ある割れ目に落ちないように気を付けながら一歩一歩慎重に。
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こちらで少し時間がかかってしまったけれど
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なんとかクリア!!

さあ、もう一息!!
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熊沢田代があんなに小さくなってきたよ~^^

もうひとつの少しだけ危ない場所...でもふざけなければ大丈夫。
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こちらも慎重に、慎重に...
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ハクサンシャクナゲが出迎えてくれたら
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俎まであと少し。
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ミヤマホツツジも...ちらほら...。
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俎に到着10:29
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ここまで飛んできたの?

お疲れ気味のアゲハさんこんにちは(*^^*)

尾瀬沼が見えるよ~!!
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ここまでは何度か見ている光景...。

本番はこの先から...
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向こう側の柴安てっぺんを目指します。

ちょこっと休憩してからのスタート、下りはあっという間10:52
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俎を振り返る...ついに来たね...。

そして到着!!11:04
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やっと来たよ~!!はじめまして、柴安さん(*゚▽゚*)思わずハグっ!!のまつお君。

じゃ、次は親子で後ろから追いついてきた登山者の方に撮影をお願いしてパチリ^^
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そんで、もって一番高いのはこっちだよ~!!
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ってもう一枚...危ないから気を付けて降りて来てね!!

尾瀬ヶ原が見えますよ~
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あきらめないでよかったね^^

失敗しても失敗しても、何度でもチャレンジしていろんな事にこれからも挑戦していってね...今日の感動を忘れずにいつまでも...。

さて、帰る前に燃料を補給しなくては...。

この日のランチはカップヌードルご飯。
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お手軽なのに結構カロリーもありお腹も一杯になるので便利だわ~(・∀・)

ガスがまた出てきたのでそろそろ出発しなくては...12:30出発。

どんな山でも登るのには時間がかかるというのに、下るのはあっという間...。

ガレ場まで下ると楽しい出会いが!!
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真正面から見るとコミカルな表情なホシガラスさん^^
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後ろ姿も素敵だわ(*^^*)

何度も燧ケ岳へは来ているけれど彼らに出会ったのは初めて...いえ、もしかしたら余裕が無くて気づかなかったのかも知れません...それだけ私達のゆっくり山歩きも成長してきているのかも知れません。

下りの雪渓はまだ少し苦手な場所。
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でも、着実にゆっくり歩けばいいのです。

1時間程で熊沢田代に到着13:30
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タテヤマリンドウが見頃で中々進めず...
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あっという間にまた置いて行かれてしまう^^;

歩くの速くなったな...。
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チングルマの花後もフワフワで可愛らしい。

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ワタスゲちゃんは余り元気がありませんでした。
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キンコウカの中に咲くのは...
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アサヒラン

時々太陽も顔を出し...
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池塘も輝きだしました。
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花が終わってしまっても可愛らしいヒメシャクナゲ。

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トンボって種類が多くて...。
もう、どれがどれなのか?って感じです...。

こんな風景を眺めながら...
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登山口へ到着したのは15:30過ぎていたかな...。

さて、これで今年の夏のチャレンジ一個目が終了となったのですがまだまだビッグなチャレンジが待っているのでもう少しだけ桧枝岐に残ってそのためのトレーニングをしていきますよ^^...まだまだ尾瀬の旅は続きます...。


キャンプ場へ戻って来てからのディナータイム!!
家から持ってきたトマトを...
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湯むきして...
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残っていたオクラ、ソーセージを加えて...
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トマトも勿論...
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一緒に煮て...
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トマトカレーの出来上がり(´∀`)
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沢山食べたらぐっすり眠ってキリンテから会津駒ヶ岳へ登るはずだったのですが...あいにくの土砂降り^^;

あきらめてその日はゆっくり桧枝岐の温泉に浸かったり、お蕎麦を食べたり...少しの晴れ間にフレンドリーなチョウチョさんと遊んだり思いがけずバンガローにも空きが出てゆっくり過ごす事が出来ました。
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この方、なんてお名前なのでしょうね?
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チューチュー...
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チューチュー...何も吸えてませんが...この後しばらく私に着いて回るのでした...。

バンガローの後ろには楽しい遊び場と...緑のサルを発見!!
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よく見て下さい...
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何だか登っていますよ...
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おっ!?準備が出来たのかい?
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ヒャッホ~イ!!

かわばた最終日のご飯はおばちゃんからいただいた卵を存分に使って...
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次の日からの尾瀬テント泊の力へとつなげるのでありました。

まだまだ、お話は続きま~す^^




燧ヶ岳に再挑戦2010'August@御池

しばらくレポが書けなかったのは長期山旅の準備と仕事でバッタバタで^^;

先週は燧ヶ岳の再チャレンジと尾瀬テント泊へ行っていました。ようやく帰って来たのですが新レポの前にこれもね書いとかなくちゃね…こちらは以前別のサイトで書いた記事を書き直した内容です。

では、今よりちょっと小さいまつお君燧ヶ岳2度目のお話…はじまり、はじまり…。

こちらは2010年の、まつお小学3年生の時
二度目のチャレンジの燧ケ岳。

この年は私の母上も一緒に登山したいということで...^_^;

当時67歳と9歳を連れて行ってきました(^_^)v

本人はと~っても若いつもりなので、老人...なんて言うと怒っちゃいますよ;^_^A

実際物凄い元気だったりしますが…現在は年寄りにもっと親切にしろっ!と開き直ってばかりです^^;

さて、子供が一緒なので地図のコースタイムの三倍位の時間を想定して家を出発。夜中の二時に家を出て尾瀬の御池に着いたのは六時。遅くても七時には登山開始したっかったのでいい感じ♪

朝ご飯をガラガラの駐車場で食べ、六時半登山開始。

御池から登山道入ってすぐに燧ケ岳への分岐点があります。そこからいきなり岩だらけ(/ _ ; )約一時間半くらいで広沢田代に着きました。
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今までひたすら登ってたので尾瀬らしい風景が目の前に見えてくると何かホッとしますね.....。

ここまで来たら戻ろうかなんて言ってた老婆...じゃなくて母も行けそうだと言うので、じゃあ熊沢田代まで行きましょうか...。

熊沢田代で母より年配のおじさまに出会いました。もう登って来たんですか?と聞くと、いえいえ、これから先一時間半あると言うことで...上まで行かずに下山されるそうで...。そうですね、無理は禁物です.....ってうちのばあ様(それ言うと怒られる~)まだいける!
ってだいじょうぶかな?と思いながらも登山再開。
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熊沢田代を抜けてからの木道はちょっと斜めに傾いていて歩きにくいです^^;
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ゆっくり、ゆっくり人の倍の時間をかけて登って行きます。登り始めに可愛いリンドウが咲いていました(*^^*)
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母が「お家へ一緒にかえろうか?」
なんて、リンドウに話しかけてベタベタ触ってるので、干からびて枯れちゃうから連れてかないで(/ _ ; )とリンドウの代わりに答えてあげときました(^^)

植物持って帰ったら駄目ですよ~‼

そんなこんなで、木道が完全に無くなるとこんな道が…。
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これを超えたら今度はこんな道が...;^_^A
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慎重に行かないとここを滑り落ちるでしょう…。
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で、前の年泣き言ばかりだった9歳のまつお君は?

なんと!「ばあばちゃんを助けてあげなきゃ。」

おお!なんと素晴らしいお言葉*\(^o^)/*

感心、感心( ´ ▽ ` )ノ


本当は今年もやっぱり泣き言ちょっと言ってたんです。

でも、ばあばちゃんに言われてました。

「67歳のばあばちゃんがここまで来たのに降りるの?」

それで私も言ってみました。

「ここまで来たらばあばちゃんを上まで連れて行ってあげようよ。」

頂上迄はあと30分位ですよ~。

すれ違う人が余計なことを言ってくれてます。

それはNGワードですよ~´д` ;

そう、ここにはあと30分と聞いてミノブチを目の前にだだをこね引き返したかたがいるのです...。

あと30分ですよ~。を言われて...。

子供にとってあと30分て凄く長く感じるんですよ...。

特に山の30分は長く感じるみたい...。


でも、この年のまつお君は一味違いましたo(^_^)o

「ここまで来て降りたら本当ばかだよね‼」

素晴らしい‼感激でございます‼

「あと30分だ♪やった~‼」

てなわけで、2010'は俎ぐら2346達成してきました*\(^o^)/*
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もう少し体力ついたら柴安2356東北最高峰迄足をのばしてみたいです…


でね…このあと、5年生の去年登ったわけですが…^^;
体力的には全くの余裕だったくせに、柴安迄の道怖がって行けなかったのです(ーー;)

そして、もう、登ってやんね〜よ‼とまで言われていたのですが…彼の心で何かが変わったようで、2013'の話につづく♪

なのですがついこの間の燧ヶ岳レポはあともう一つのチャレンジの旅から帰ってからお盆過ぎにアップする予定です;^_^A

いやはや、いそがしや〜いそがしや〜♪来年は中学生のまつお君とは中々遠出が出来なくなるから今のうちに行っておかなくてはね...人生は一度きり!!

あの時こうしてればよかったなんてなるべく思いたくないですからね...。

と、いろいろ山へ行く言い訳を考えてみるというお話なのでした...。

あれっ...!?
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外は雨でも小屋は晴れ@会津駒ヶ岳駒の小屋

いよいよ夏山の時期になってきましたね。
私達の様な親子連れでも高い山へお出かけする事が出来る季節になって来ました。

以前から駒の小屋の姉さんから残雪の頃においでよと言われていたのですが...なんせ、雪山の技術が無い私達...。でも行ってみたくて仕方ないので小屋付近に残っているくらいなら大丈夫かなと最後の雪が残っているのを願いつつ3連休初日に早めの予約を入れておきました。

残念なことに連休の天気予報の最悪な事ったら...。
前日まで行くか行かないか迷いつつ、天気予報に振り回されつつ..それでもダメもとでと登山道をスタートしたのは8:27
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雨がパラパラと降っていたのでまつお君は上下レインウェアを着こみ、私も上だけジャケットを着てのスタート。

久しぶりの駒の急登...
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でも何だか今シーズンは違う感じのまつお君...
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前回来た時はすぐに休む騒ぎだったのに...
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疲れたなんて言わないでぐんぐん登って行きます。

寝不足でへとへとの私の方が何だか泣き言を言いたくなってしまいます。
お花ちゃんも最初のうちは見つからず、それを口実に止まる事も出来ず...。

こんな変わった葉っぱがありました。
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なんだろな~?

ハナイカダとは違うよな...?

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カノツメソウ...かしらね?

ボケてしまって判別難しく^^;

こちらは...
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ショウマ...アカなのか、トリアシなのか、ヤマブキなのか...?

キノコちゃん
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ヤマドリタケモドキ...の開いてしまったのに似ているけれど黄色がちょっと濃いような...?
後ろに山ナメクジ君がくっついていました。

この日は運よく山ナメクジ君に2回も出会ってしまいました^^;

ナメクジに縁がある今日この頃.......ε=ε=(;´Д`)

しかし曇っていても鮮やかな緑!!
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何ともいい気分(*^^*)

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こちらは何のお花でしょうね。

次回来た時のお楽しみ^^

こんな実もなっていました。
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モチノキに似ているけれど違うかな?

おそらく...
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ウラジロヨウラク

木道付近に花つきのいいのがあったのですが雨の為撮影が難しく...結局これだけ^^;

かわいいお花ちゃんだった!!

だいぶ標高もあがって来て涼しくなってきました。
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水場に到着!!10:33
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こちらで2ℓ水を補給して行きます。

おいしいのよこの水が!!

水場の周りにはこんなお花ちゃんが...
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ミゾホオズキ

本当はもっと沢山咲いていたんだけれどこの時雨脚が強くなってきて早々に退散...まつお君も上で待っていたしね^^;

休日に上がるといつも誰かしらいる水場上のベンチには誰もいず...お天気のせいかしらね...寂しい雰囲気。

そして一番会いたかったお花ちゃん
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ギンリョウソウ...の割に上手く撮れずがっかり^^;

みんな雨のせい!!...と言う事にしておきましょう...。

ボチボチ標高の低い所では終わってしまったお花ちゃん達ともう一度再会。
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マイヅルソウが沢山咲いていました。

こちらは...
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ユキザサかな?

不思議なシダ...成長中。
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おや、雪渓の残るお山が見えてきました。
木道はもう少しです。
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ガスは出ているけれど...
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少しだけ遠くの山なみも見えてきました。
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上がってきたね~!!

狭い登山道でチラホラ可愛らしいお花ちゃん達が登場。
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ミツバオウレン

そして...
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ツマトリソウ...なんだこのボケっぷりは...と思いましたが今回こんなのが続きます。

この辺りでまつお君に、

寒いから早くしてよ~!!

と怒られ置いて行かれそうになります^^;

危ない、危ない、慌ててダッシュで追いかけて息切れ...追いつきそうになった頃他の登山者の方たちから、

一人で来たの?

すいません...危うく置いて行かれそうになりました...。

でも、まつお君ちゃんとわかってますよ。

時々離れても大声で呼んでくれたり、待っていてくれる...あ~本当になんてステキなお子に育ったのでしょう...。

それにつけてわたしときたら...相変わらずの駄目親っぷり...反面教師...か?

しばらく歩くと登山道でこんな出会いが...
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ウソのつがいです。

しきりに地面をつついてなにやらお口に凄い詰め込んでいます。
詰め込み過ぎて顔が変形しているわよ^^;あらら...。

もしかして登山道に大発生中のヤスデの様なぶっとい虫食べているのかしらね?

初めてのお花ちゃんにも出会いました。
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名前を 探したけれど見つかりませんでした!!

何だろう...木イチゴの花に少し似ているのだけれど色が変わっているのだよね...。

いよいよ木道の始まり、ゴールは目前です。

ゴールはどこって?

駒の小屋ですよ~!!

ほぼ、山頂へ行くのが目的ではなくなっている私達^^;

木道ではこんな出会いがありました。
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生まれたてのモリアオガエルのオタマジャクシ。

周りに木は無かったので直接湿原に産みつけられたようです。
尾瀬のスライド上映会で湿原で見る事もあると言っていたのを聞いたばかりなのでこれがそうなのかと...

小さな命にしばし感動(*^^*)

しかし天気はどんどん悪くなるばかり...。
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早く小屋へ着きたいまつお君、ひたすら歩きます。

そして楽しみにしていた雪渓。
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雨のおかげで雪をしっかり踏む事が出来るのでアイゼン無しでも大丈夫でした。

しかし、ガスで真っ白^^;

こちらを登ったら小屋へ着きます。

到着は丁度12:30頃でした。
お久しぶりの小屋番の三橋さんとさゆりさんにご挨拶。ずぶぬれだったので着替えをして、チェックイン。

そして、ランチタ~イム...。

なんだけど...お話が楽しすぎてランチの写真撮るのすっかり忘れてしまったわ~アハハ~^^;

その後夕飯までは昼寝をしたり相部屋でお隣になったお姉さまとお花ちゃんのお話をしたりのんびりと過ごしました。

お楽しみの夕飯です。

ディナータ~イム!!

家庭菜園からのモロッコインゲンを茹でて...
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味噌マヨネーズでを付けて食べます。

メインは早ゆでスパゲッティとフリーズドライのベジタブルミックスをまず茹でてから...
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凍らしてきたヒヨコ豆とナスと肉をいためた物を加え...
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こちらを使っちゃいます^^
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仕上げにチーズをのせたら...
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蓋をして少々待ちます...
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Hey!!できあがり~だ~よ~!!

沢山食べて次の日も雨の中降りなくちゃいけないからね、カロリーは少々高めでも気にしない^^

この後駒の小屋特性お料理...まつお!!肉ばかり拾うんじゃない...^^;

プラス梅酒などいただき...持参したレッドカラント酒を炭酸で割って飲み...何だかまつお君が余計な事を言うので毎日飲んでる飲兵衛のレッテルを貼られつつ...実際はそんなに飲んでませんよ~!!毎日なんて^^;

楽しく山の話し、その他自然の話し、蛇の話し...等々色々...最後に怖い話を聞き...

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

となりながら8時きっかりに楽しい宴は終了となるのでした。

次の日も朝からガスと、雨が降ったり止んだりの繰り返し...

とりあえずブレックファストタ~イム^^

 頑張って持ってきた卵...奥久慈のチョイいいのを持ってきました。
とこちらを使って...
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便利な物があるのね...。
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調理したものを温めたご飯にのせて召し上がれ(*^^*)
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ん~まい!!

これは当たりです。
トロットロの卵とチリソース...二人とも朝からガっツリと朝ご飯をいただく事が出来ました^^

晴れていたらゆっくり9時ころまでお茶でもしながらまだまだ駒の姉さんとお話したかったのですがあいにくの雨...
8時ちょっと前に降りる事に...その前に...
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ナイスガイが二人...いいお顔(*^^*)

私も一緒に写っていたのですが...すんごい大口開けて笑っていたので...割愛...。

お次は駒の姉さんと...
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名残惜しいけどまたすぐに来る予定なので...。


駒の姉さんにいってらっしゃい!!と見送られながら7:58小屋を出発です。
はい、またすぐに帰ってきますね!!
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駒の大池はまだまだ凍りついていました...この後溶けたようですが...。

今度来る時はどんなお花ちゃんに会えるかな?
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そろり、そろりと雪渓を降りて行きます。
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置いてかないで~!!
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そんなわけがない!!

しかし、なんて天気でしょう!!
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真っ白けっけ(; ̄Д ̄)

でも湿原には...
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可愛いというより怖めのショウジョウバカマちゃん...。
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本当はこんな風に可愛らしいのだけれど...
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色が渋いよね...。

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あら~これから何が咲くのかな~!!

ちょこっとだけの...
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ハクサンコザクラ

またお会い出来たわ...
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イワカガミ
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ひらひらな感じが可愛らしくてイイね!!

こちらのお花ちゃんも沢山ありました。
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イワイチョウ
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はじめましての...
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コバイケイソウ
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木道沿いにありました。

こちらは...
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アカモノ

この辺りでまたもや雨が降り始め...登山道は小川と化していたので殆ど止まらず...サンカヨウなどもあったのですが...パチリすることなくあっという間に滝沢登山口到着9:53

なんと!!いつもだらだらと3時間以上かけて降りてくるのに...雨だというのに...2時間切って降りてきました^^;
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アハハ...人間その気になれば何でもできるようですね...。

この後燧の湯で体を温めお腹を満たして那須で寄り道しながらのんびりと帰りました。

毎回の事ですが駒へ来るたびに我が子の成長を強く感じるという山での旅のお話なのでした。

今回小屋でゲットしたもの~
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小屋の手ぬぐいと、バンダナ(*^^*)

ホントね...そうなの...その通り...。

まっ、山道具はお金かかるのだけれど...他を節約しつつなんとかね...やはり私達にとって山へ行くという事はそれだけ意味のあることなのです。

お金には替えられないものが山にはあるってことなのです。

それと、オネオネさん特製の駒の小屋コーヒー。
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お土産に買ったのだけれど...全部自分で飲んでしまいそうだ...。

アハハ~(′∀`)


梯子トレーニング@石裂山

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梯子です...。

今回こちらのハシゴへまつお君を連れてくるべきか少々迷いましたが、やはり彼の行きたい山を目指すためにはある程度のトレーニングを行っておかなくてはと言う事でやってきました...鎖と梯子の楽しい山石裂山。

まっ、短い行程なのでダメもとでチャレンジです。

家を春先と同じように6時前くらいに出たのですが...考えてみたら標高がそんなに高くないわけだからこの季節登山道も暑く蒸すのは当たり前なのに何て気の効かない私...。

車が加蘇山神社へ到着したのは9時半近く^^;登山道は既にムシムシ、ジリジリ状態でした。

それでもこちらの山は登り始め清流があるので少しだけひんやりとした空気を感じつつ森の中を進めます。
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清滝です。

沢を何度か渡るのですが時々立ち止まって、冷たい!!なんていいながら鎖場まではまだまだゆっくりと進みます。
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千本桂まで来て写真を撮った後に...
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まつお君の帽子が無い事に気づき休憩所迄後戻り^^;

まつお君に説教をしながら...自分の事は棚に上げ^^;...歩いていると途中で嬉しいハプニングが...
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見えるでしょうか?右の端の方にカモシカ君...水を飲みに来ていたようです。

こちらは嬉しい御対面だったけれど、あちらにしてみたら迷惑だったようで^^;

邪魔してごめんね...。

休憩所で出会ったおじ様おば様グループに抜かされつつ少しずつ登ります。
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やはりこの時期はどちらの山でも水が豊富なのですね前回来た早春の頃と比べると随分と水の量が違います。
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そんなに沢山の花が咲いてはいなかったのですがヤマアジサイの花は結構見かける事が出来ました。
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清楚で可愛らしい花です。

暑いけれど緑の濃さが気持ちいい時期になってきました。
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はい、ここで鎖場到着です。
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少し休憩して落ち着いてから注意する場所などをあらかじめ話しておき出発です。
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まつお君の心はころころ変わります。

実はこの間鎖場が少し怖いと言っていたのですが、この日は鎖が好きなのだと言ったり...。
どちらが本音なのでしょうね?
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さっ!!気合い入れて気を付けながら登って行くよ~!!

落ち着いて一歩ずつ...
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確実に足を置けるところを見つけてね。
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腕の力だけでなく足もしっかり使ってね。
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前回足プルプルの...高いの怖くて^^;

鎖場からの眺めも今回は体力も気力もついたおかげで足プルプルは無くなりましたが油断は禁物、荷物を少し重めにしたのでバランスを崩さないように...。

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こちらが登れるからと言っていろんな山へ登れるわけではありませんがやらないよりは絶対いいはず。
なんだってそう、やってみないとわからない事で世の中は溢れている。

頑張れ!!もう少しで一番初めの要注意個所は終わるよ^^

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緑が増えていて清々しい。

鎖が終わったらまつお君にとって初めての梯子。
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登った先には...
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奥ノ宮
鳥居迄進み山での安全を祈願しました。
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祠の上からは冷たい水が落ちてきてその上には緑が広がっている神秘的な雰囲気に心が引き締まります。

梯子を降りて元の登山道へ戻り次のチョイ難所に...
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急な登りなので木の根っこに掴りながら慎重に。
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このくらいの急登なら難なくこなせるような集中力が付いてきました。
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頑張れもう少し!!

だいぶ上へあがってきました。
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しばらく鎖も梯子もないけれど少し急になる登り...この日は何だか私の体調が余りよくなくて少しだけ息切れしてしまいました^^;
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でも、まつお君は流石です、若いね、以前のようにすぐ休憩しようなんて言わなくなりました。

むしろ私が休憩したい...。

稜線へ上がると少しだけ風が強くなり...けれどそれが暑くてばて気味の体にとても心地よい。
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木の根っこにはキノコちゃん^^
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おや?これはもしかしたらコメツツジちゃん?
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小指の先くらいの小さなお花小さすぎて上手く撮れず...そしてもう終わりかけていました。

東剣ノ峰へ到着。いよいよ長い梯子です。
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まつお君は初めての梯子に驚くかと思いきやそうでもなく...でも流石に先に行かせるのは危ないのでまず、私から...。
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ウハ...最初が一番怖いんだよね...初めの一歩がさ...。
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バランスを崩さないように一段ずつゆっくり降りていくよ~!!

途中の眺めを撮ろうとして止まっていると...
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早く降りてよ~!!怖いんだから~!!

と怒られてしまいました^^;

やはり怖いか...そらそうだ...。

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でも頑張って...
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ゆっくり、よくこの長い梯子をがんばりました!!

降りたら今度は登ってみたいってさ!!

その方が練習になるのだろうけれど...余り時間が無く...。

私は嫌だよ~!!

また今度ね~!!
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石裂山までもう少し。

でもまだまだアップダウンが続きます。
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また風が吹いて来て揺れる草が何とも爽やか。

しかし下ったからにはまた登らなくては...。
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涼しくなってよかった...。
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凄い木の根っこ...。

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西剣ノ峰でお次の梯子です。
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こちらまで先に降りたところで...

やっぱり先行って~!!

そうだねその方がいいかもね...。
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強気な発言はあるもののまだまだ負けないわよ...フフ( ̄ー ̄)ニヤリッ
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こちらの梯子を下ったらあちらの反対側へまた登るのです。
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ゆっくりと先程よりは怖くない...。

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分岐の先の細い道を登ります。

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少しだけ岩場を登ります。

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こういう登りは本当に上手になってきた。

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あっという間に...
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登り切り、石裂山到着!!
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山頂からは日光方面。
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筑波山より少し高いだけの低山...だけれど恐るべし^^;

少しだけ休憩したら月山へと向います。
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すぐ近くのはずなのにここまででけっこう疲れていた私...。
こんな登りあったかしら?なんて思ったりしてね...。

それでも月山到着...あらら、ぶれてしまったわ..。
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壊れたまんまでした...;
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さっ、ランチタイムだよ~!!
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コーヒー沸かして、ソーセージ焼き焼きして...
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イングリッシュマフィンにトマトときゅうりを挟んでめしあがれ~!!
トマトは家で採れたトマトです(*^^*)

夏はトマトが沢山採れるからうれし~ね~!!

沢山歩いて足りないからランチパックの夏野菜カレー味、全粒粉入りの生地も焼き焼き...。
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中身撮るの忘れた...。

こちらの山頂は虫が多くて少々後悔...石裂山でランチした方が良かったかも...。

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眺めはこちらの方がいいのだけれど。

この木どうしたのだろう...?
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お腹も一杯になったのでさあ、帰るよ~!!

今度はひたすら下ります。
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途中気になるお花ちゃんがあったのですが...調べたけれどわかりませんでした^^;

こちらは...
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タツナミソウ
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かな~?

可愛いのだけれどこちらもわからず...。
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黄色のお花って沢山あるのね..種類が...。
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こちらは...
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ショウマなのだろうけれど...。

何ショウマなのかしらね?まだまだだわ^^;

なんてパチリしていたら下の方から...

ちょっと!!みて~!!凄いのあるよ~!!

って声がしたので急いで追いつくと...
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祠を発見した様子。
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凄いね...。

こんなところに...昔の人ってすごいよね...。

感動!!


枯れた沢まで降りてくるとヤマアジサイが沢山咲いていました。
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清楚で可愛いな~
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ちょこっとガレていて歩きにくいのですがいい練習になります。
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高度が下がると暑くなってくるけれど緑がまぶしくて気持ちいい...。
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沢沿いは命の宝庫。
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ゆっくり歩きたい...なんて思っていたら...。

なんと突然の地鳴り!!

地震!?

それとも上流で集中豪雨でも起きて鉄砲水!?

大げさかもしれないけれど二人ともかなり怖くなって猛ダッシュ!!

そんな力が有り余っていたのかと言う速さであっという間に神社まで降りてきてしまいました

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
怖かった...。

神社へ着いてとりあえず一安心...なんと2台のマイクロバス発見、その後離れた所にもう一台、計三台。

~~登り隊...と書いてあったので気になり帰宅してから調べてみると、何何?

クラブツーリズムで槍ヶ岳に登り隊と言う槍へ登るまでにいろんな山で講習してから登ろうというツアーがあるらしく...きちんと山専門の知識のある方が指導してくれるらしい。

うらやましすぎる...そんなツアーがあるのか...貧乏親子には全く無理なんだけれど...お金があれば挑戦してみたい...。

石裂山へは梯子の練習に来ていたようです。

登ったり下ったり何回かするのかしら?

いずれにしてもうらやましすぎ!!

私には夢のまた夢...でもいつか...。

神社の石段の横にはこんなお花ちゃんが咲いていました。
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ユキノシタ
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もう、終わりかけかな?

こちらはほんの少しだけ...
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キツネフリソウ

気がついたらもう3時半...。
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まっ日が長いからいいのだけどもう少し早く始めるべきだったわね...。

まつお君、一回登ればいいやって言ったりまた来たいって言ったりどっちなんだ発言のこちらのお山でしたが、嫌いではなさそうなのでまた訪れてみようかな...。

落葉樹が多かったので秋の紅葉の時期なんていいかもしれません。

暑いけれど中々充実したまつお初の梯子トレーニングでのお話なのでした。

温泉は宇都宮のただおみ温泉へ入りました。

達成感は思わぬところに@日光霧降高原赤薙山

やっとこ梅雨らしくなってきましたね。
一年で最も憂鬱で何とも心のエンジンが消えかける時期です^^;

家の中にも小さな侵入者がボチボチ...なんせ築40年以上のぼろ屋敷の上に震災での傷みが...変な隙間が出来ていて...あちらこちらからいろんな虫君達が...今年はトカゲちゃんまでもが...入り込むという二次災害が起きています...。

そんな時期ですが...去年敗退したあちらの山へと行って来ました。
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何ともすっきりしない駐車場からの眺め...また霧と雨になるのだろうか?

でも、あちら側はまあまあな天気...
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まっ、行ける所まで行ってみましょう^^

前回赤薙山を目指した時はまだ工事中でこんな立派な階段は無かったので草ぼうぼうの登山道を道迷いしつつ^^;登って行ったのですが、今回はこんな立派な階段が出来ていたのでせっかくですからとこちらから、この日は高校からの友達ハッチも一緒にお邪魔しま~す!!6:53出発です。
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ゲートにはこんな説明も...
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近年増え続けている鹿の数...食害が深刻になって来ています。鹿だけが悪いわけではないのですがね...もともとは山の中は彼らの領域であるわけでその領域に手を加えてしまった人間にも原因があったり温暖化の関係性など...色々あるわけで...。

そういうことも忘れずに山歩きをしていきたいものです。

階段の横にはまだ咲きかけのニッコウキスゲ...
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1400段あるのでどんどん登ります。
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まだまだ晴れていて気持ちよさそう!!
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アマドコロちゃんに水滴がついてキラキラです。

ひたすら階段を上り続けてもいいのですが、
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途中の迂回する道もあるので時間がある方はこちらをぐるっと登って行くのも景色が変わっていいかもしれません。

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迂回した道からカラマツソウちゃん。

そして主役の...
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ニッコウキスゲちゃん。

満開になるのはまだまだこれからの様...。

階段の途中からふと振り向くと...
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ワオ~!!

雲海ヤッホ~イ!!

こんなに登ってきたよ~^^
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まるで空の上にでもいるかのような階段。

やっとこ半分^^;
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ファイト~!!

こちらの階段結構きつかった...まだ山道をさまよう方が足に負担が来ないかも^^;

展望台がいくつかあるので休憩しつつ...
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後ろを振り返りつつ...
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見て~!!駐車場があんなに小さいよ~!!

既に達成感を感じているまつお君...赤薙山はまだまだだよ~^^

朝早いうちはこんな嬉しい眺めも発見。
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うっすらとだけれど今話題の富士山におはようございま~す(*^^*)

しばらくしてゲートを出ると何だか怪しい雲行きに...丸山がまだ見えていました。
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キスゲ平で小雨に降られ始めたのでレインウェアを来て赤薙山へと向います。
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笹の茂る稜線をしばらく登ります。
前回来た時には見えなかった風景が見えるので真っ白な霧のなかをやみくもに歩くよりは気分も良くて気が楽です。

これからのお花ちゃん、イワシモツケ。
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つぼみがまた可愛らしいですね。

あちらこちらにありました。
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雨に打たれて元気が無いのですが...
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おそらくハクサンチドリかな?
こちらでは一株だけを見かけました。

霧と雨が降り始めましたがまだまだいい感じです。
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前回文句ばかりでついには泣いてしまったまつお君も七峰ですっかり自信がついたのかただひたすらと登ります。
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あの稜線の先がゴールなのですが益々怪しい雲行きに^^;

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でも時々ガスが晴れると広々とした稜線がたまりません。

ようやく焼石金剛8:46
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看板が消えかけている...。

ここまで来るとコメツガの樹林帯が見えてきます。
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霧雨は降ったりやんだりの繰り返し。
でもまだまだ行けそうです。

コメツガちゃんの実が沢山なっている所を通り過ぎると...
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樹林帯はもう目の前に...。
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新緑が美しいです。
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赤の縁取りがある葉っぱも可愛らしい...。
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樹林帯へ入る前に稜線からパチリ。
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もっと天気が良かったら気持ちいいのだろうな~!!

さ、樹林帯に入りますよ。
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鬱蒼とした暗い感じにまつお君がすっかりやられてしまった前回でしたが今回は大丈夫そうです。

二人じゃないのも心の支えになるのかもしれません。

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ほんの少しだけシロヤシオが残っていました。

そして...
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サラサドウダンか...ベニサラサか...色の具合がわかりにくい^^;

樹林帯の中は木の根が入り組んでいて歩きにくくなっています。ましてこの日は雨も降っていたので...。
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滑らないように慎重に慎重に...時間はたっぷりあるからね。
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時々見える白いお花ちゃんが気になったけれどゆっくり撮っていると置いて行かれてしまうので我慢我慢(;´Д`)

しかしついにこんなの発見してしまったの...ムフ...。
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白いイワカガミちゃん。

勿論ピンクのも...
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急な登りに頑張って咲いている健気なお花ちゃん達、これを逃すわけにはいきません。
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しかし、上の方からなんやかんやと早くしろ~だのうるさいのでゆっくり撮れず...群生していてもっとキレイだったのだけれど...私の写真では上手く伝えられず...
うえ~ん...今回は私が心の中で泣いてみました(p_q*)シクシク

でも出会いたかったお花の一つだったので実は嬉しかったりもして...複雑な気持ち^^;

そしてついに...
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イエ~イ!!
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3回目にしてようやく山頂に到着9:40
ゆっくりめでも10時に着ければいいかなと思い歩いていたのでいい感じに到着です。

そして今まで中々たどり着けなかったお山へ辿りつけた時の嬉しさと言ったら...そりゃあもう。

まつお君は階段登りきったところで達成感があったらしいのですが...おいおい、いくらなんでもそれは早過ぎだろ?...やはり山頂へ辿り着いた事も凄く自信になったようで、もう、達成感を普段から感じてほしいまつお母には願っても無い喜びで...。

登れてよかったよ~!!

あきらめなくてよかったよ~!!

よ~し!!夏山も頑張っちゃうぞ~と思うのでした。


こんな喜びを感じつつも雨が益々多くなってきたので降りなくてはいけません。

降りる途中に...
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ベニサラサちゃん
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余りいい色出なかった...けど可愛いお花ちゃんだね~(*^^*)

樹林帯で転んだり、まつお君が足が痛いと言い始めたりしながらもあっという間に焼石金剛。
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あらら~真っ白けっけになってしまったわ~^^;
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迷路のようになってしまった登山道...どちらが本当の道なのかよく分からず...でもとりあえず有刺鉄線のある柵からはみ出さなければ大丈夫そうです。

こんな歩きにくい場所も少々ありますが、
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帰りはらくちんらくちん^^

一番気をつけなくては行けない場所は樹林帯へ入ってからのところどころにある穴ぼこくらいかな?

こんなお花ちゃんにも出会いました。
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オノエラン
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蘭の仲間なのかしらね~?

岩の下をよく見ると咲いていますよ^^

上の方にもカラマツソウを見る事が出来ました。
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お腹すいた~を連発していたのでキスゲ平まで戻ったらお昼にしようと決めていたのですが何だかまたもや嫌な雨がポツポツポツ...。

仕方ないので階段の途中にある避難小屋と言う名前のついている...あれは小屋という感じではないかと...休憩所までダッシュ!!
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思いもよらずこの無駄なダッシュが久しぶりの嫌な筋肉痛を生むことに...3日位痛かった...しかも脛周りだけが...^^;

避難小屋に着いたのでランチの時間ですよ~!!

今回はお疲れ気味で楽をしたかったのでこんな物を業務スーパーでゲットしてきました。
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温めずに麺にかければいいそうで...
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水を少し入れた流水麺を少しだけ温めて混ぜ混ぜ...
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家で刻んできたキュウリを加えて...
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更に混ぜ混ぜ...
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出来上がり~!!

こんなに適当飯なのにまつお君の受けもよかったのでまた使ってみようかな~(´∀`)

ランチ中も凄い霧と雨...結構寒かった。
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体も冷え冷えで降りてきたのでホテルユーロシティ ほの香へ寄り体を温めてから東武日光駅近くの大笹牧場直営店でソフトクリームゲット~
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濃厚でしたが後味もしつこくなくいい感じのお味でした。

帰ってからまつお君にどうなの?上手くいかなかった物が達成できるのっていいものでしょう?
と聞いてみたところ...

階段登りきったところでもう達成感あったけどね~

だってさ!!

階段て...まだ半分もきて無いんだけど...。
山頂へ辿りつけたからといって必ずしもそれが達成感へとつながるものでもないのね...

という山でのお話なのでした...。

まつお母はこの先の女峰山迄いつかいけたらいいな...なんて思っているのだけどね(*'-'*)


尾瀬での出来事2009’August 7th...燧ケ岳初挑戦の巻@長英新道から

3週間程山へ行けない日々が続いているので久しぶりにまつお君が小2だった頃の尾瀬での出来事を書こうと思います。まつお君がどうしても燧ケ岳へ登りたいというので難しいのでは?と思いつつも燧ケ岳に初挑戦した年のお話です。

では、まつお劇場の始まり、始まり~!!

家を5時に出て御池に着いたのはなんと10時過ぎ...小さいとトイレ休憩がやたらと多いので着くのにも時間がかかるのです^^;
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それでもバスで沼山峠へ行って、そちらから尾瀬沼迄はそんなに距離が無いので正午には到着、1日目の宿泊先長蔵小屋に着いてからはただひたすらのんびりトランプをやったり、将棋を教えてもらったり...(まつお君に)^^;次の日の燧ケ岳アタックのためののんびりした時間を過ごしました。この頃の尾瀬って空いていて静かでその日も宿泊客は数名で奥只見から船で来たというおじさまとお話したのを覚えています。そのほかに今思えばトレランの様な装備をした夫婦の方たちにしか会わなかったような...。

私達が尾瀬に行くのって大体8月の平日だったりするので尾瀬って人が少ないのだな~なんて多分間違ったイメージしか持っていません...いまのところ...。でも静かな尾瀬は最高ですよ^^

まつお君に燧へ登りたいと言われた時まだ小2だから無理だろな~って思っていました。
なので登れるところまでにしようねと約束をして計画を立てて行きました。

なのですがもう、まつお君燧へ登る事が嬉しくて嬉しくて...小屋で会う人に話しかけられる度に、

燧ケ岳に登るの!!

って大騒ぎしていました...。

っでよくある話で...興奮しすぎてあまり眠れず...もう、次の日の寝起きの悪い事^^;

最悪な朝を迎えました...。
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眠気を覚ます為に散歩しようと言ってみても起きずひたすら眠り続け、朝食の時間ぎりぎりに起床...これは嫌な予感が...。

案の定食欲がまるでなく、海苔にご飯をまいてそれだけ食べて終了...歩けるのだろうかこんなんで...山になんて登れるわけがない...そんなことを思いいらいらしながら...しかし周りの目も気になりいつものように叱る事も出来なかった...。

でも、なにがなんでも沢山食べさせておくのだったと、食べないと登れないよと言うべきだったと後で後悔することに...。
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前日はガスっていたり雨もパラパラであまり良くなかったお天気もいい感じになりいよいよ出発です。

この日は距離は長くても緩やかな登りと言う事で長英新道を選んだのですが、今思うとその時の長英新道はかなりのどろどろ地帯で、小さいまつお君にはとても不向きで...コース選択ミスったな~と苦い思い出です。

前日の雨の影響もありかなり水気のおおい登山道でした。

今は整備されたようだと聞いたので大分違うのかも知れませんが...あの時は結構大変でした^^;

最初のうちは緩やかな針葉樹林の森...薄暗く道はドロドロ、眺望なしの3点セット...。
泥よけスパッツを着けるも...すぐにドロドロに...。

なので二人で、ひょえ~とかどひゃ~とか言いながら登って行く羽目に...。

しかしドロドロのこちらを進まなければ制覇出来ませんからひたすら進みました。
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それでも初めのうちはドロドロを結構楽しんでいたのです。

普段汚れるからだめ!!なんて言うところも堂々と歩けるわけだからそりゃぁ楽しいに決まっている(^^)v

まつお君は得意の鼻歌まじりにひたすら歩く、歩く、歩く。
途中で出会った方たちに沢山ほめられ励まされながら調子よく!!

しかし小さなまつお君にはやはり燧は手ごわくて突然その時がやって来る...子ども連れの登山にはよくある出来事...。

僕、(今は俺と言うこともある)もうここでいいから...もどろうよ~!!

でた~!!まだ2時間しか歩いていないし~!!こんな眺望も無い所で~?ちょっと~!!

やだ~!!

もう叫びたい気持ちでいっぱいなのですが...

もう少し上がるといい物見られるよ~!!

とだましだまし...ではなく励まし、説得してしばらく歩かせると登山道の横の木にボートのようなものがくくりつけてありました...救助に使うのでしょうか?

ほら!!面白いものあったよ!!

ってそれみつけたのまつお君なのですが...。

2人でしばらくあれは何に使うのか想像していたら戻ろう~!!って言ったのもチョイ忘れてきたので...いいぞ~忘れろ~!!そう思う悪い母なのでしたv( ̄∇ ̄)v

ところで今何時かな~と携帯を開くとゲームをやりたいというので休憩がてらゲームをさせると...

少しだけ元気になってきたので再出発です。
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ようやくぬかるみを抜けると地質が変わり始めました( ̄ー ̄)ニヤリッ

今度は少しずつ岩が重なりあったような道へ突入...ここでまつお君の鼻歌再開。

あの頃夢中になっていたリズム天国の

パンチキック!!
パンチキック!!
パンチキック!!
のメロディーがしばし続きました。

とにかく元気になって良かった(☆゚∀゚)

ようやく眺めもよくなり始め
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途中尾瀬沼が半分と宿泊先の小屋が見えてあと少しかな?なんて話しながら...でもあの時の私達にはまだまだ遠くて...きっと今だったら確かにもう少しと感じる事が出来たのかもしれないけれど。

それでもなんとかきつい登りは登り切りざらざらの砂が混ざる場所へとたどり着いたころ、向こう側から登って降りてきた方達がいたので後どの位でミノブチ岳ですか?と聞くと...30分くらいと言う。

やった~あと少しだね!!がんばろ~!!

なんてのんきに言ったら...

だめ...ぼく、もう、無理...。絶対帰る...。

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

なんだって?今なんとおっしゃいましたかね~?

さっきリズム天国調子よく鼻歌してたじゃないか~!!

ともう本当に大声で叫びたかったのですがこうなってしまうともう無理です...。

ちぇっ、後少しだったのに...。

じゃあ、また来たら今度は上まで行こうね(・∀・)

ぼく、もう二度と登らないから!!

でた~そのセリフ...その後何度もむなしい説得はつづくのであった....。
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仕方なく下山(T_T)

でも今思うと小2だったからね...本当にちいさかったよ...そんな小さい体でよく頑張ったよ...。
途中よじ登ったり、帰りは抱きかかえて降ろしてあげなくちゃいけない場所もあったし...私的にも今より体力なくてきつかった。

よ~し!!帰ったら近くの山を雨の日100往復の特訓だ!!

やだよ~!!やりたくない~!!

なんて冗談を言いながら笑って下山を始めたのに、何でしょう?急に雲行きが怪しくなり...いきなり私が追いつくのも大変な速度で歩き始めるではないですか!!

そしてドロドロの登山道へ戻るとそれはさらに加速して...


ちょっと!!そんなに速いと疲れるよ!!

ムシムシ...。

そして...

スッテ~ンΣ( ̄ロ ̄|||)

やってしまった...。


きっと暗いドロドロの道にいい加減嫌気がさしていたのでしょう。そういう時こそ一休み一休み...。

ゆっくりいこうよ!!時間はまだまだ沢山あるよ(*'-'*)

泥まみれになりながら小屋へ着いたのは2時頃。

お疲れ様でした!!


小屋へ着いて小屋のおじさんにその日の登山道の話をすると、

そうなんです。長英新道って水はけが物凄く悪いんですよね。もうしわけないです...。

っておじさんが悪いわけではなく私が道の状態をよく知らずにつれて行ったわけだからしかたないのです。

その年は雨も多かったので尚更だったわけで。

ドロドロの靴をきれいにしておふろの時間迄将棋を教わり...私がまつお君に教わるも未だにちんぷんかんぷん^^;
まつお君はトランプなんかも大好きでポーカーなんかも知っていた...それも教わったけどもうやり方忘れた...。

夜はプラネタリウムを見ながら星の話を聞けるイベントをやっていたのでそちらに参加しました...まつお君と私だけの参加でした。

小さなプラネタリウム、そんなに期待はしていなかったのですが...すみません...これがかなり癒され空間で昼間の出来事なんて全てチャラになってしまいました。静かなクラッシックが流れる中尾瀬の星空を丁寧に説明して下さって...神話も聞けて...まつお君は眠くなってしまうかな~とドキドキでしたが...

アンタレスと聞けば...

知ってる!!おじいさんの星\(^^)/

デネブと夏の大三角形もしっかりと覚えていて...意外でした。星に興味があったのですね!!

その夜尾瀬は真ん丸なお月さまが出ていたので星明かりは控えめでしたが本物の大三角形も小屋の外で見る事が出来て大満足なまつお君なのでした。

次の日の朝は静かな尾瀬沼を堪能して帰路へと着きました。
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私達この後2回燧ケ岳に挑戦しているのですが未だ柴安迄はいけてなくて...俎どまりなのです。

去年の時点でもう登んね~よ!!

なんて小憎らしいことを言っていたのですが最近気持ちも変わってきたようで今年は柴安も制覇すると言っています(*^^*)


何だか今年の夏は楽しみだな~しかし成長したもんだな~とワクワクしています。


さ、そろそろまつお君のけがも良くなってきたので今週から山へ行くとしますかね!!

そして来月は尾瀬での初テント泊が待っています。
来週は時間がとれそうなので里山トレーニングをしとかなくては!!

やっぱり山は最高だね!!


楽しみ方は人それぞれ@外秩父七峰縦走ハイキング大会

参加賞のピクニックシートです。
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ミニタオルと地図も一緒に
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いやはや、眠れないことほど辛い事ってないですよ...本当に!!

なのに何故でしょうね山へ行く日ってどんな時でも大概目が覚めてしまう...。

でも今回は仕事も出発寸前までバタバタとしていたのでここのところ本当に寝不足で来て...キャンプ場でも眠れず...^^;

今度こそ私どうにかなってしまうかとも思いましたが...意外と大好きな事には余力が有り余っているらしく...文句言いつつも午前4時には駐車場で起床、普段は起きてすぐに食べられないご飯までモリモリ食べて出発準備です。

こちら寄居の駐車場から中継です...雨がまだまだ降り続いていると言うのにそれでも行くのですか~な方たちが続々と駐車場へと到着です。

そんな感じに雨でもやる気満々な方たちの車がどんどん駐車場をうめていきました。

早く来てよかったわ~って言うか最初からここに泊まれば良かったか!?

寄居駅の始発は5:22なのでそれに合わせて皆さん来るのです。

私もまつお君を何とか起こして無事に始発に乗れました...が雨は降り続いています。

それでもあきらめきれずに取り合えず受け付けの列へと並び始めました。

流石にまつお君をこの寒い中一緒に並ばせるのは冷えるかなと思いコンビニへ買い物に行かせそのまま待ってもらう事にしました。
待っている間に東京方面からの始発が到着。
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こんな雨の中まだまだ列は長くなります。
こちらの方達の向こう側に受け付けがあります。

私達はロータリーを挟んだ2列目先頭でしたがそれでも早い方でした。

そして受け付けが始まったのは早めの6時位でしょうか...時間見るのも雨の中だと面倒に感じられてはっきり時間確認できなかったのですが、多分その頃だと思います。受け付けは本当に簡単で自分たちの住所や名前を書き込んだ参加カードと主催者側の用意した参加賞と地図、チェックポイントでスタンプを押すカードが入った袋を引き換えるだけで、えっ?これだけでいいのかしらと戸惑いながら列を後にしました。

コンビニへまつお君を迎えに行くとトイレに入るため並んでいるという事で私も一緒に並んだのですが中々列が進まずその間に地図を確認しながら作戦会議です。

雨が降っていなければ小川町発のAルートを選び鎖場を行く予定だったのですが小雨とはいえ前の晩から雨が降り続いていたので、2km少なくなってしまうけれど東武竹沢からスタートする事に。
この話をしている時に近くで聞いていたおば様おじ様たちが、心配して下さって無理しないでね、降りるルートもお花が沢山あって完歩した人達には見る事の出来なかった素敵な風景が沢山あるのよ、と教えて下さいました。
もともと完歩出来るとは思っていなかったけれどそういう風に教えて下さるとそんな楽しみ方もあるのか~と何だかワクワクしてしまいます。こんな風に優しく声をかけて下さってありがとうございました。
正直こんな雨の日に...実際は山小屋から帰る時に雨に降られる以外...まつお君を山へ連れて行く事は無かったので少し不安だったのですが...。

トイレの列がなかなか進まず電車の時刻も気になったので竹沢でトイレに行こうかという事になり6:32発に乗り東武竹沢駅へ着いたのは6:35すぎでしょうか...改札を出る前にトイレに入ったので改札を出てきたのは6:43でした。
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これから、中々立ち止って撮影できなかったのでブレブレ画像が続きます^^;

改札前には準備運動をしている方たちがいましたがそんなに混雑は感じられず、雨が降っていたので参加をとりやめた方が沢山いたのでしょうね。それもまた正しい選択...私、子連れで馬鹿親って見られないかとびくびくモンでしたが、子連れを探しつつホッとしていました。意外と子連れの方がいらっしゃいました。きっと普段から山へ行ってらっしゃるのでしょう。

ま、いつでもエスケープする気持ちで無理せずのんびり行きましょう!!

6:45駅をスタートです。
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ザーザー降りではなく、昼には雨がやむ予報。
お天気画像も順調にいけば雨雲が無くなる動きだったので予報を信じつつ...。

15分くらい歩くと山が見えてきました。
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民家の畑や庭には本当にお花が溢れていて晴れていたら最高だったろうな~なんてまつお君に話しかけたら...
戦国武将と城の話ばかり...お母様ついていけないのだが...民家の石垣なんかみつけたら城の石垣に使っている石の話まで!!

この瓦の下にあるような丸みのある石...
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城を作るのに高値で取引されたそうな...ホントかな?
その情報ホントだったとしたらそれを知っている小6のあなた...スゴイワ!そして、シブイワ!!

とまあ、そんな話をしているうちに7:10登山道へ到着。
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さあ、いよいよ山歩きの始まりですよ~!!
まだまだ親子ともども元気有り余っています。

一番最初の官ノ倉山CP迄はそんなに難関ではなくひたすら登ったら下ると言う感じ...。
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こちらのすぐ先にCPがあったのにすぐ手前でウェアを脱ぎたくて立ち止ってしまった...7:28

里へ降りて...7:49
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しばらく道路沿いを歩きます。
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山が素敵だわ^^ますます住んでみたくなってきたぞ!!

8:30頃和紙の里へ到着
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こちらで300円のスイトンと100円の甘酒を補給して次の元気へとつなげます。

しかし、この時点でかなり体冷え冷え^^;

まつお君はまだまだ行けるそうなので8:46出発です。
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八重桜が素晴らしい...。道端にはニリンソウもありましたが急いでいるのでのんびり写真を撮っている時間はありません。

そしてしばらく長い長い林道歩きの始まりです。
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山道よりもこういうアスファルトの林道歩きがまつお君には応えたようです。

私ですか?そんな全然余裕ですよこのくらいv(^^)ふっふっふ荷物も軽いしトレーニングの甲斐あり!!

というわけでグルグルグルグル9:47ここまで上がってきましたよ~
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まつお君の指差している所(和紙の里)から現在地の表示迄...大体5km位でしょうか...。成長期のまつお君の足にはかなり応えていると思うのですがそれでもまだまだこの雨の中頑張るそうで...今度は山道を行きます。

この山道に入ってからほんの少し大名行列になったりして...渋滞もあったのですがとてもきれいな森だったのです!!どの山かわからなかったけれど向こう側の山には雪が残っているのが見えたりでもこちら側は新緑に溢れていて...違う日にまたゆっくり歩けたらいいな、なんて思いました。

写真は他の方に迷惑かかりそうなので撮れませんでした^^;

こちらは萩平丁字路の辺りでしょうか...はっきり分からずごめんなさい。こちらでバナナ、キュウリ、休憩所にはトン汁100円もありました。こちらでトイレ休憩とトン汁で元気を補給。
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まつお君にとってこういった休憩ポイントでの軽食がかなりの力になったようです...私がトイレに行っている間にちゃっかりスタッフ用のストーブにあたって暖をとり地元の方に溶け込んでいた^^;

あなた、大物になれるよ...。

ご用意して下さったり励まして下さった地元のみなさんに感謝です。

ここからがドロドロ地帯が多くて結構大変でした^^;。

まあ、最初のうちはスタッフの方がお勧めして下さった林道を進んだのですが...山道通るのか林道へ進むのか良く分からず、結局表示のしっかりしている山道へ入るのですが...これがまたすごい道で...。
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もう、デロデロのぐっちゃぐっちゃで...。

マイリマシタ。

途中で林道を進んでも行けそうな事に気づき林道を進んで行くと...
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あら素敵!!イカリソウ(*^^*)

こんな状況で完歩出来ると思っていないのでもう思いっきり自分流に楽しんじゃいましょう!!

残雪がところどころにこちらの画像でははっきり見えないのですが...
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でも新緑が素敵です。

この時点で時間は11:13雨もかなり止んで来たせいか心にも余裕がでてきました。
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本当に緑が素敵な山です。

まつお君の嫌いな...
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きのこ発見。

雨に打たれて少々可愛そう...。
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元気のない花たち...
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ニガイチゴかな?
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沢山はえていました。

そしてとうとう林道歩きも終点...山道へ突入です。
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最初のうちはとにかくこの新緑と残雪とのミスマッチな感じに感動で...
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雨もあがり遠くの山にはプチ雲海が...
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もっとキレイだったのですが良く撮れませんでした。

ここまで来ると登る人の速さにも差が大きく出始めていました。
そんな中体も体力も大人に劣るのにまつお君文句も言わずにひたすら登って素晴らしい...。
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途中泥に滑って中々進めない所もあったけれど
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少しずつ少しずつ小またで前へと進みます。

頑張れ!!なんて励ますと怒られるので心の中でがんばれ~!!
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そして...
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あれは?
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やった~!!着いたよ!!
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第二CP12:15到着

こちらまでの距離って結構長かったの~まだ第二なのだけれどこちらを越せば次の第三、第四はそんなに遠くはないようです。だから大人でもまだつかね~のかよ~!!って言っているかたいらっしゃいました。

こちら頂上迄行かなくてもいいので右左どちらへ進むか地図を取り出し検討していると見知らぬおば様..というべきか...お姉さまというべきか微妙な感じでしたが...突然、

もう降りるんですか!?

と目をぱちくりして聞いて来るので何だかびっくりしてしまいました。

だってすみませんこれはどちらに進むのでしょうね~とかだったら一緒に相談するかとなりますが、降りるとか言ってないのに何だか決めつけられちゃって...。一体ぜんたい何がお望みなのかがいまいちわからなかったので、

今どうするのか相談中なのです。

とだけお答えしました。

で、とりあえず右へ降りると次へ進めると言う事でどんどん降りて林道へ出る頃まつお君もそろそろ限界かな~という感じになり山道を通らず...この時点で笠山峠が良く分かっていなかったのですが...林道を歩いていると...
またもや同じ方が今度は山道の崖の上から...

この林道は下山できるんですかね~?

って他に沢山人がいるのに何故崖の上から...。

地図は持っているんですか?ここからだと上手く説明できないので地図があればいいのですが。

と聞くと...

しまい混んじゃって出せないの~

っておいおい...。

私も困っていれば誰かに聞くし知っていれば教えてあげたいのだけど、とにかく初めての山だからね~何だか何も答えられずにすみません状態になってしまった^^;

結局ハイキングコースは笠山峠の林道側からも途中から入れる事がわかり...よ~く地図見ればわかるんだよ...ただ周りの急がねば~って雰囲気にのみ込まれると焦ってしまって普段ちゃんとやっている事に気づかなかったりするのだよね...反省。

白石バス停に降りられる道も無事発見でき...笠山峠でもう一人地図がボロボロになって使えなくて困ってらっしゃる方がいらっしゃったのですが雨の日の山行はそういったハプニングも検討して歩かなくてはいけないですね。地図をプラスティックのケースに入れている方が結構いらっしゃいましたが次参加する時...というより普段の山でも取り入れようかなと思います。

でも結局地図ボロボロのその方と一緒に立ち止って考える時間を設ける事が出来て良かったです。ゆっくり考えてどちらへ進むかもわかりましたしね。

いつでもどんな時でも立ち止って冷静に考える時間て必要ですね^^

で、下山開始なわけですが...なんとまあこちらの下山道と言ったら...
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あら~お花が沢山~!!

こちらにも
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こちらにも
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雪とのコラボがたまりませんわ~(*^^*)
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なんてやっていたら...まつお君にどんどん置いて行かれる始末^^;

あら~ピンボケだけど載せちゃうわよ~
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ヒトリシズカ

こちらは...
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キケマンかしらね...

あら~あら~!!私の大好きな...
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エイザンスミレちゃん\(*^^*)/ヤッホ~イ!!

でも雨に打たれて可愛そう...。

んっ?まつお君が見えないぞ~!!
走っちゃだめな大会ですが前を行くのはおひとり...ごめんなさい...ちょっとだけダッシュ!!

やっとこ追いつくとそこは林道への出口13:08
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この辺りは水もきれいですね。
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次回、大会とは別の機会に来た時はこの澄んだ水も楽しみたい...。

白石車庫近く13:25
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すっかり雨も止んで少し明るくなってきました。
なんて美しい里なのでしょう...。
是非また来たい!!

そして...
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スタンプ、ポ~ン!!

19.2とありますが私達2km少ない距離からのスタートなので17ですね^^

でも、まつお君この悪天候の中よ~く頑張りました!!

で、なんで頑張ったかと言うとですね...普段食べさせてもらえない...うち貧乏なので...ココスのサーロインステーキ
をある程度頑張ったら食べさせてもらえる約束だったのね~。

肉の力ってすごいんだね~^^あはは~

だから、来年も挑戦して今度は完歩して肉食べるってさ~!!


そしてね、親的にもいいことありましたよ...大会前後から朝早起きして2リットルの水背負ってジョギング始めたの...まつお君がね、自分からすすんで...私は一言もやりなさいって言っていませんよ~

すぐ疲れた~とか言う子どもたちが多い中こんな風に自分からすすんでトレーニングしてみようって気持ちが素敵です!!

あまあまだった自分の頃と比べるとあなたは本当にすごい人!!

お決まりの文句ですが...そのまま真っ直ぐ成長していきますように...と心の中でつぶやく外秩父七峰縦走ハイキング大会でのお話なのでした。

p.s.今回の大会を教えて下さった方に心から感謝です(*^^*)


ある真夜中に思う事…

いよいよ来週から新学期、早いものでまつお君も残す事ラスト一年の小学校生活に突入です。

そんな彼がこの間私が幼かった頃に読んでいた絵本を引っ張り出して来てこんな事を言いました。
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「この本を見てるとお母さんもこんな頃があったんだって事がよくわかるよ(^^)」

エッ?何?何?

いったい何がわかるんだい?

「ほら、これ見てよ。」
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「こんな落書きしちゃってさ!」

あはは〜良いとこ気づいたね!

「しかもさ〜何考えてたかもわかるよ…。」

すごいな!時を超えた超能力者か?!

「ほら、ここ…丸書いてるところ…。」
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「これはね、自分がいいと思っている人に
書いてるの。」

なるほど…シンデレラにはそりゃぁ丸だわ!

「でね…このバッテン…。」
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「これはね悪い人に書いてる!しかも顔すごいな。」

いじわる姉さん達はそりゃぁバッテン書いて、顔を黒く塗りつぶしたくなるでしょう?

「こういう見方をするとこの絵本…面白い…。」

ん〜十年も経つのですっかり忘れていたけれど…そうだね面白い…どんなに小さな頭だって日々沢山の事を考えていたのを思い出す。

きっと我が子もよその子も…

だからこれからどんな事が起きたとしても子どもの頃の自分を思い出しつつ、いつでも向き合って行きたいと思うある真夜中のお話なのでした。



尾瀬での出来事2008’August.5thの思い出

今から書くのはちょっと前の小さいまつお君との山のお話。

某SNS...始めた頃は素敵な写真が沢山見る事が出来て良かったのだけれど...面白い話を書く人も沢山いてね...。でも最近めっきり面白くなくなった...というかブログの世界が面白くなりつつあり...等々いろんな理由で近々やめようかと...。

でもその前にせっかく書いたちびっこいまつお君との思い出をこちらへお引っ越し^^

私の尾瀬デビューは5歳の時。
山小屋なんて初めてで長い長い木道が続いていて、大きな木の根っこが小さな私にはとても歩きにくくて...でも何故でしょう?楽しかった~!!っていう気持ちとか、ひんやりした澄んだ空気の感じとか今でも鮮明に思い出すのです。

だからまつお君が6歳になる前に絶対に連れて行かなくては、そしてあの独特な感じを小さな体で沢山感じてほしい...そんな思いで3歳から里山歩きを開始しました。

実際まつお君の初尾瀬は2007年の6歳の誕生日間近の夏なので、2008年は7歳になった時のお話です。

では、では、ちびっこいまつお劇場のはじまりはじまり~!!

2008年8月5日頃

今年の尾瀬、もうすぐ七歳になる息子と二人だけで行って来ました。

去年はじいちゃんにもついて来てもらって沼を一周したけれどじいちゃんはお疲れ気味なので二人でという事で...。

御池の駐車場ではまず誓いの言葉。

勝手に一人で歩かない。

山に入ったらお母さんの言う事を聞く。

走り出さない。
(今では余り守られていない約束ばかり...危険だ^^;)

等々...。
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いくつか途中で守れず雷が何度か落ちたものの何とか事故に遭わずに帰る事が出来ました。
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もともと自然に触れさせたくて山へ連れ出したのがきっかけでしたが、尾瀬では山小屋で相部屋になった方たちとお話したり、山小屋で写真を撮っていただいたのをきっかけに尾瀬沼まで付き合ってくださったおじ様おば様方。
(今でも山で出会う方達には本当に毎回良くしていただいてます。)
普段、家、学校、じいちゃんとばあちゃんの家をグルグルと回っているだけの彼の世界が少しだけでも広がったかな?

なんて思える様な旅になりました。
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また来年もあの美しい自然の中で良い事が沢山ありますように...。
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ポケモンのリュックに...ザックという感じではなく...コットンのTシャツ...今だとありえない服装だ^^;
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この時のルートは一日目...御池から燧裏林道を通り東電小屋泊
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ホタルを見て皆さん大盛り上がりだったのに熊に注意の鐘を昼間に見てかなり怖がっていたのでまつお君だけホタルを良く見る事が出来ませんでした。
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二日目は見晴小屋の前を通り白砂峠を越え沼尻に出て
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ギンリョウソウ?わかりませぬ...。ショウキランかも...。

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沼まで戻ったら大江湿原から沼山峠方面へ
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あ~今年はニッコウキスゲちゃんが満開なのも見てみたいんだよね~という欲が...。

尾瀬行きたくなってしまった...。

あといくつかお引っ越ししたいお話があるので次回へ続きます。

しっかしまつおは大きくなったね~!!

ちょっといじめたくらいじゃ泣かなくなったしね!!

逆にひどい事を言われたりいろんな事を教わるようになってしまった^^;

立場逆転の今日この頃...。

ちっちゃいまつおの話、次回は燧ケ岳にチャレンジの巻です。


子どもの成長と山歩き2012'会津駒ケ岳にて思う事

一番左のUNIQLOのパジャマかなんかが入ってたザック…。
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我が家のお坊っちゃんが6歳の誕生日間近に尾瀬デビューした時のもの。

あの時は着替えしか入れていませんでした。

段々と大きくなりColemanのザックで水や行動食も運んだ去年の会津駒ヶ岳から一年…今年はmountaindaxのもう一回り大きなザックで食材も運んでもらいました。

あ〜なんて大きくなったんだろう!

いつかその隣のミレーのザックで全部自分で運ぶ日が来るのでしょうか?そして、もっと大きなザックを買ってテント担いで山へ行くようになるのでしょうか?

それとも一緒になんて行ってやんねぇよ!
なんて言われる日がきてしまうのでしょうか…。近いかも…。

そんな思いを抱えながらまたもや会津駒ヶ岳に小屋泊してきました。
大分タイムリーではありませんが…10月上旬のお話です。

登山口を8:10分頃スタート。
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いつもの事ながらお坊っちゃんのダラダラとした登り始め…最初は急登なので仕方なくゆっくり少しずつ歩く。

他の人の倍の時間をかけ水場に着いたのは10:10位かな?水場が枯れているのを知らなくて下迄降りた方達二組。教えてあげられなくてごめんなさい。降りたの気付かなかった…。

お坊っちゃん…紙とペンがあったら書いてあげるのに…だって…優しいね。

途中の紅葉はこんな感じ。
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不思議なキノコの集合体。
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そして山が見えてきた〜!
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ここ迄来たらもう少し画像1
草紅葉美しい…。

右の方に小屋が小さく見えて最後の木道を写真を撮りながらゆっくり歩いているとお坊っちゃんはお約束のように小屋へ向ってズンズン先へ行ってしまうのでした…見えなくなっちゃった。
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途中すれ違う人2人位に「あれは息子さんかな?」と声をかけられ無責任な親と思われたくなくて、
「写真撮ってたら置いてかれました。何回も来てるので小屋への道も知ってます。」
と言い訳してみる…。
相手の顔がホッとするように感じる。

自意識過剰な親のプレッシャー…。

小屋の手前のベンチで途中で出会った常連さん達に会う…もう飲んでるよ〜‼たのしそう〜!

小屋へ着くと小屋番の駒の兄さんが「お帰りなさい」…いいなぁ…「いらっしゃいませ」じゃないんだな…。
家に帰って来たみたいだなぁ。

荷物を下ろした途端に身体が無重力状態のように軽くなる不思議な現象がおきた。フワフワと身体が勝手に進んでしまう感覚…。しばしこの感覚をお坊ちゃんと2人で楽しむ。

荷物を置いてお昼ご飯を作り、常連の皆さんと少しお話ししてから山頂に。
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ガスが出てたので眺めがよく無くて残念。
でも中門方面はきれいな草紅葉。
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行きたかったけどお坊っちゃんに一時間で戻るねと言ったので小屋へ帰る事に。

お坊っちゃんは私がフラフラ出歩いている間駒の大池で笹舟作って遊んでたようです。この池が好きな理由は笹舟が作れるからだそうで…別にここじゃ無くても作れると思うけどなんか好きなんでしょうね…。
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今回4度目なのですっかり安心しきって放置していたら「メールばっかしてるな!」と怒られてしまいました。

仕事とプライベートのメール二件だけ送ろうとしたんだけど、結構通信状態が悪くて中々送れなかったのでスマホにかじりついていたらこの始末です。

バチが当たってその後充電が切れてしまいましたとさ…。

小屋の炊事場の時間は6時半だったけど、外のベンチが空いてたので薄暗がりの中食事の準備。
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あっ食事の写真撮るの忘れた…。
この日は豚鍋…用意していた鳥を忘れ急遽コンビニで豚肉を調達…でしたが、息子は食欲がないので結局ほぼ二人前を私が食べる事に…こうして私のお腹は成長するのであります。

暫くして外にいた常連さん達も炊事場にもどり皆で楽しく宴会モードに。

お坊ちゃんは外のベンチからかなりおじさま?お兄様?達に絡まれてびくびくしてましたが、まっ、たまにはこういうふれあいもなくちゃね…。結構嬉しかったりして…。

山で挨拶したり、小屋でいろんな人達とお話ししたり、そういった体験が彼のコミュニケーション能力を育てているのかなと思う事があります。

近所では挨拶の良くできるハキハキした子と言われる事も。このままスクスク育って欲しいな…。

いつか、うぜえとか言われちゃうんでしょうか?

言われても気にしませんけどね。
自分だって大人になってからも親には反抗していたし…。

宴会では東京から来たNさん夫妻がなんと山めし礼讃を書いているブロガーさんとお友達だそうで…ついこの間そのブログの中に登場していた素敵なブログを書いていたブロガーさんと言う事で…わ〜凄い!とテンション上がりまくりでした。

そして今回駒の姉さんが不在だったせいか、旦那様の駒の兄さんが駒の姉さん伝説を沢山話して下さって…。

なんか益々駒の小屋が好きになってしまいました。

お坊っちゃん、なんと来年は連泊したいそうです…どんだけ好きなんだ〜‼

どうか気持ちが変わりませんように‼

今回も芋焼酎ご馳走様でした。

そして、帰り際に
「お母さんを大事にするんだぞ!」
の一言…ちょっとウルっときてしまいました。

Nさん旦那様がお誕生日と言う事でケーキ迄おすそ分けして頂いて…あっその他手作りのキッチュとかチーズとか、なんか色々もらってばかり。
美味しかった!
ご馳走様でした。

やっぱり山での出会いっていいものです。
食べ物が沢山もらえる…ってそこじゃない…。

次の日も結構遅く迄寝てしまい、最後迄残っていたのは常連さんたちだけで、下山もなんとなくご一緒させて頂いて…Nさん夫妻と埼玉から来たHさん達五人で…これが本当に楽しかった!二人で山へ行く事が多いのですが、やっぱり他にも人がいると楽しいですね。

実際の時間は雨の後だったのでかなり時間をかけ下山したのに、あっと言う間に感じ
る時間でした。

お坊っちゃんが高尾山に行きたいと言うと、Nさんの奥様が一緒に行きましょうと言ってくださってお坊っちゃま大喜びでした。
山でのこういう出会いっていいな…。
益々お坊っちゃまの世界が広がりそうです。
実現したら素晴らしい‼

と言うわけで、今回は山の話と言うよりは育児の話になりました…。

とにかく山は素晴らしい!

景色だけではなく、一期一会の出会いが私達親子にいつもパワーを与えてくれるのです。

と言うお話でした。


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