今年も大好きな秋はあっと言う間に過ぎ去り真っ白な霜に庭には氷、お山には雪が降る季節になってきました。

11月最後の土曜日に今年最後の椛山行、いつもの山友H美さんと一緒に登山道を歩き始めたのは6:50頃でした。

温かいけんちん蕎麦が恋しい...こちらのは天ざるしか食べた事がないのですが...いつか食べてみたい。
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この日は早いうちからお天気が崩れると言う事だったので健脚へは登らずにお久しぶりの一般コースからのスタート。

道の横には椛等の落葉樹の葉があちらこちらに散り始めていました。
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意外ときつい一般コースの登り始めは針葉樹の林なのとこの日の天気があまり良くなかった事もあり薄暗かったので30分程歩いて落葉樹が見え始めた時はなんとなくホッとしました。
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落葉樹の森が始まると今までの暗く白黒の世界が一変します。
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もうすぐ雨が降り出しそうだというのに明るい柔らかな黄色が心を躍らせます。
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H美さんには天気も悪くなりそうだから朝のうちにちゃちゃっと登って降りようねと言い、実際余りきれいな景色は期待していなかったけれど...
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こんな日でも一般コースの落葉樹の森はこの季節、最高に美しい...来てよかったな。

結構葉が落ちてもいたけれど私は木の葉が散ってトレイルを埋め尽くす感じが好きです。
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初めの頃パラパラ降っていた雨も少しずつポツポツに変わってきたのでレインウェアをしっかり着こんで歩きます。
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大円地越を過ぎて前回行った椛の群生している場所へとご案内します。

かなり雨量も増えてきたので何時もより滑る登山道を慎重に、慎重に歩きます。
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だんだんとガスも出てきて青空の山行とはまた違う美しさがあらわれます。

着物の柄のような葉の落ちた美しいトレイルを登山靴でガシガシと歩くのは少しもったいないような気もしたり...
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ガスガスで前回のようにくっきりとしたいろは出ないだろうなと思ったけれど...
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これもまた日本画の様で美しく...
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そんなに雨がひどくなければこんな雨山行もいいかななんて思います。
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何も見えないよ~とH美さんに言ったけれどガスガスの櫛ヶ峰も見ておきたいと言うので行ってみました。
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ほ~ら、真っ白白~^^;

でも少しずつ天気は回復へ向かっているのか時々ガスが薄くなります。
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向こう側の紅葉も終盤のようでした。
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行きは見えなかった奥久慈男体山の頂上のガスが少しだけ取れて向こう側の崖が浮かび上がっていました。
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この日は流石に反対側からのハイカーの皆さんの声も無く...私達だけの話し声。
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時々立ち止まりながら今年最後の紅葉を眺めながら歩いて行きます。
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晴れていたら必ず誰かとすれ違いそうなこの道もこの日はとても静かでした。
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大円地越を過ぎたら益々雨量が多くなってきたのになんと登ってくる人たちが!?
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こんな日に登ってきてしまったじぶんの事はすっかり棚に上げ、これからどんどん降ってくるのに大丈夫なのかなぁ...なんて思ってみたりして^^;

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あっという間に暗い針葉樹の森が近づいてきて...
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あぁ、今年の椛山行も今日でおしまいかぁ...
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そんな事を思いながら歩く今年最後の椛山行でのお話なのでした...。

さあッ!!いよいよ冬山、雪山の季節が始まりますよ~

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