山って言うのはどんなに標高が低くてもやっぱり山ですね...何時も行っているあのお山の雨上がりには素敵な風景が待っていてくれました!!
遅くなりましたが11月22日土曜日のお山のお話。
家を出る時天気予報を確認すると下界は濃霧注意報が出ていてこれはもしやと思いながらワクワクして向かったのですが...
やっぱり!!やっぱりね!!奥久慈の山々には雲海が広がっていましたよ~!!
登山口を出発したのは7:12
遅くなりましたが11月22日土曜日のお山のお話。
家を出る時天気予報を確認すると下界は濃霧注意報が出ていてこれはもしやと思いながらワクワクして向かったのですが...
やっぱり!!やっぱりね!!奥久慈の山々には雲海が広がっていましたよ~!!
登山口を出発したのは7:12
この時下からは薄っすらと霞がかかっているような状態に見えたので濃い雲海が広がっているなんて夢にも思っていませんでした。滝倉の駐車場からはすでに歩き始めている方達を確認したのですがこの日はなんとなく体がだるかったので慣れているいつもの大円地山荘側からの入山となりました。
滝倉は登り始めてすぐに落葉樹が始まるので美しかっただろうな...また今度...。
薄くガスの流れ落ちてくる健脚コース分岐を通り過ぎて30分弱歩いたら滝倉からの分岐はもう少し...。
分岐付近迄来ると針葉樹から落葉樹の森にバトンタッチしていきます。
高度を上げていくと共に上がる赤の色彩...
そして...最初の展望スポットにはこの眺め!!
こちら標高600メートル!!
早起きした人、運のいい人、はたまた気象状況を予測した人?のみが見る事の出来る雲上の眺め!!
こちらの大展望を眺めている時に私の前を先行していた方々が地元の方達で少しお話伺う事ができました。
子供の頃から親しみ年に何回か歩く奥久慈の山々のこと...山菜とりに山へ入る事、珍しい花や植物を盗掘をする人々がいる事、そういった人々が年に何回か車を置き去りに行方不明になる事...遭難、実はこのお話のほかにも登山口には未だ見つかっていない方の看板が立てられていました。この方は奥久慈トレイルのコース走行中に(大会中ではありません)行方不明のトレランの方...
奥久慈の山々は標高は低いけれどれっきとした山であり険しい尾根も崖もある。また不明瞭なトレイルも...日本アルプスの様な壮大さはないし低山なので高山病のリスクもないけれど一人で歩いていると結構スリリングな場所もあり気を抜けない。
人間なんてちっぽけな存在。ちょっとした気の緩みや傲慢な気持ちが思わぬ事態を引き起こす。
自然の中では自分は小さな存在なのだと言う事を何時も忘れずに気を引き締めて歩いていきたい。
それさえ忘れなければそこには素晴らしい景色が待っていて、腐った心をも浄化してくれるのだから...。
こちらはがけっぷちの社の裏側...一歩踏み出したら死の世界へようこそ...そう思うとかなり恐ろしい。
けれどもそんな恐怖すら忘れさせてしまうこの眺め...私の技術ではそんなに伝わらないのがとても残念。
幾重にも重なる山並みの向こう側には海...
こちらの一番奥はおなじみの筑波山
日光のお山...途中で切れてるし^^;なんで?
こちらからだと日光のお山の方が近くに見えます。
遠くに輝くのはもう一度海...お天気がいいほどよく見えます。
そして富士山の頭だけ...見えましたよ~
かなり色を濃いめにしてくっきりと浮かび上がるようにしておいたので見えますかね~?
名残惜しいけれど今日はちょっと先のあの場所に行きたいので9:09山頂スタート。
大円地越え迄向かう尾根の途中にも待っている素晴らしい眺めが何度も私の歩みを止めるけれど歩かなくては!!
でもこの間出会ったあの子にご挨拶(*^^*)
寄り道をしてトレイルに戻ったら...
あらあら、お忙しそうなあなたはだあれ?
私の存在に気付いているのに全く逃げるそぶりを見せません。
しばらく同じ所をツンツン...
時々一応周りを確認...
絶対目があってると思うのだけれど...
懐くとなんと大胆に人の肩やら頭やら乗っかって手のひらからも餌をゲットするという大胆な小鳥、ヤマガラさんなのでありました...
なるほど...少しくらい目があっても逃げないわけだ...シジュウカラちゃんと違って中々お庭に現れないのが残念なのだけれどこの日は山中で出会う事が出来て嬉しかった~!!
一回下ってもう一度上がったら今度はグングン大円地越迄下ります。
下る途中、椛祭りが始まっていましたよ~
椛じゃないものも...
でもこの時は少し早かったかな?
この道のりで二度再会の地元のお二人に大円地越えでまた再会。
鷹取岩迄の縦走予定だったのですが、古分屋敷へ下る道は未だに崩落中なので無理しない方がいいとアドバイスを受けたのとなんとなく体調も良くないのでとりあえず椛満載のあの場所までは行く事に。
少しだけ九十九折りで高度を上げて行くと崖っぷちの道が待っています。
人一人が通れる道...右側は崖。
でもそんな場所だからこそ見る事の出来る景色...
反対側には男体山の山頂...大円地越で出会った30人位の大パーティーの尾根を歩く話し声がこちらまで聞こえてくる賑やかさ!!
小さなお山が連なる眺め...
そして...椛の群生...
黄色いのやら...
オレンジのやら...
混ざり合う森...駐車場には車が満車、山頂も賑やかなはず...けれどここまで来ると静かな穏やかなトレイル...
日の光があたって葉っぱから空けているその様子はまるでステンドグラスのようでした。
ステンドグラスの森をゆっくりと...ゆっくりと...
今日は縦走しなくていいのだと決めたので時間もたっぷり...
長い距離をがつがつ歩くのもいいけれどこの椛を観に来るだけってのもいいものです。
以前は殆ど人に出会う事の無かったこの道もこの日は数組とすれ違ったのはこういう季節だからなのか...それとも知名度が上がったからなのか...
それでも渋滞や人混みを気にせずに紅葉狩りを楽しめるのは心穏やか...
いろんな角度から様々な葉っぱちゃん達を眺めてみました。
椛のトレイルを通り過ぎたら少しだけ登って櫛ヶ峰迄行きましょう。
ここからの眺めも高所が苦手な私にはかなりぞくっとするものですが...それでもこの時期は絶景ですね^^
本日の目的地はここまで...そう決めたら来た道を戻ります。
まだまだ時間があるので地面に落ちてる葉っぱちゃんをパチリ!!
多分いつもはわき役のこの子たちもパチリ
しかしこちらの椛は本当に形がいい!!
うちの裏庭にも椛があるのですがいまいち素敵じゃないのです...こういった木も山にある方が元気なのかも知れません。
勿論椛以外の木々もこちらの森は栄養満点なのか元気に枝をひろげていて葉の状態も良い...
何時までもこの素晴らしい森が維持されますように...
大円地越迄下ってくると葉の色もこれからな感じでした。
緑がまだまだ残っていました。
それでも染まり始めている木も沢山あったのでその変わる瞬間を楽しむ事が出来ました。
しばらく落葉樹の広がる明るい森をゆっくりと下ります。
時々赤いの...
一人なのに思わずわ~って言ってしまう...
だんだんと緑に変わってきたらもうすぐそこは少し暗めの針葉樹の森が始まります...。
今日もありがとう...
なんとなく冬は気分が落ち込みやすいけれどそんな冬の前に元気を沢山もらえた椛に雲海山行のお話なのでした。
やっと書き終えた~(*´∇`*)
やっと書き終えた~(*´∇`*)
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