そろそろあの山が黄葉も、紅葉も見頃でいいんじゃないかと鹿沼まで車を走らせたのは先週の土曜の朝...出発する頃は特に文句も言わずに多少寝不足ではあったけれど具合悪そうには見えないまつお君を連れて登山口に到着したのはだいたい8時ちょっとすぎでした。さっと支度を済ませ歩き始めたのは8:15
歩き始めは特に問題もなく...
写真を撮りながら歩いている私を...
早く歩きなよ~と言うくらい元気だったと言うのに残念な山行になるとはだれが想像つくでしょう?
いくつかの沢の横を歩いて...
おなじみの滝の横も...紅葉はまだまだな登山口付近でしたがマイナスイオンが心地よい。
どんなおさかなちゃんが泳いでいるのかな...
これだけきれいだと沢山いるのだろうな...
何て事を考えながら歩くこちらの道。
途中には...
結構な大木もあったりします。
そしてこちらのお山の名物...なのか主と呼ぶべきか...?
千本桂さんおはようございます。
今日も凛としていますね...。
でも葉が余りないので何となく寂しく感じ周りの色づき始めの枝葉を一緒にパチリ!!
こちらの千本桂さんを過ぎるといくつか渡渉がありますが水はそんなに多くは無いので難しくはありません。
こちらの沢は冬になるとほぼ枯れてしまうようで一番初めに一人で訪れた時こちらから鎖場迄の道がはっきりわからず...なんと道迷いしてしまいました('д` ;)
2回目に来た時は運よく先行していた方たちが正しいルートを歩いてくださいまして...そこで初めて自分の道迷いに気づいた訳なのです。鎖場迄なんとか辿りついていたのでその日まで気づかないでいたのです...恐ろしいΣ(`□´/)/
と言う訳で今回はしっかりとルート通りに9時半少し前位に鎖場手前の東屋へ到着。
実はこちらへ到着する前にまつお君の足に違和感が出始めたので鎖へ進むか話し合いながら歩いていたのですが結局無理して登って二度と登れなくなるような事故が起きてしまう事も想定した上で下山する事に...本当は来る前から少し違和感があったらしくて...けれど最近学校でストレスがたまっていたので登ってしまえばリフレッシュするかな?何て思っていたようで...しかしその思惑は外れたわけで...言ってくれたら鹿沼まで来なかったのに!!
正直久しぶりにぷんぷんしながら悲しく下山する事になるのでした。
けれどこういう判断はきちんとしておかないとシャレにならないのが山行と言うもの...仕方ないさ~!!
あっという間に千本桂迄降りてきてしまいました。
反対側から見るとまた違う感じに鑑賞する事が出来ます。
時間がまだまだ早い時間だったので下から登ってくる方たちとすれ違いながら..
早いのね~!!
なんて声をかけて下さるので...
いえいえ実はカクカクしかじかこんなわけでといちいち言い訳しながら...トホホ...下るのでした。
心なしかがっかり姿のまつお君...そんなことは無いとは言っていましたが...。
ここまで来たら登山口はすぐそこ...。
下へ降りてきてびっくり!!
私達が着いた頃は車わずか三台で寂しげだったと言うのになんと満員御礼状態の上に小型のバスまで駐車してあるではないですか。こちらのお山は結構人気のお山なのですね...。
っで...どちらのお山か白状しなさいと?
石の裂ける山と書いて石裂山...オザクサン...。
敗退なのでした...まっ毎週のように登っていたらこんなこともありますよ子連れ登山にはこんなの付きものです。
だからこそ潔く諦めて無事に帰らないとね。
石裂山の麓は紅葉がいい感じに見ごろになっていました。
神社の銀杏もいい感じ(*^^*)
鄙びた感じがたまらん、たまらん...。
里は秋真っ盛り...
お花ちゃんももうひと踏ん張り。
頑張って咲いていました。
それにしても余りにも早い時間だったためこのまま帰ってしまうのも何だか悔しいので前日光牧場のハイランドロッジ前に駐車して歩くことに
移動する途中には...
澄んだ川の流れと色づき始めの紅葉...。
この辺りは春は桜が溢れていてとてもステキな場所なのですが秋もいいですね~。
同じ鹿沼でもハイランドロッジへの道は結構遠く20km以上離れています。
帰りに時間が余ったら古峯神社によってみようかと話しながら横を通過、ハイランドロッジ迄の道のりをグルグルと何回もカーブを繰り返し登って行くのですがまだまだ紅葉が残っていて思わずわき見運転なんてしてしまったりして...危ない危ない^^;
ハイランドロッジへは11:30位に到着したのですが...どんよりどころか冷たい風に真っ白なガスも出始めていて...。
ご飯作る場所ここでは寒いからどこか山の下へ降りてから作ろうよ!
と言ったのにどうしても象の鼻迄は行きたいと言う...困ったチャン^^;
じゃあ、寒いけれど行きますか~!!
象の鼻へはひたすら砂利の道をグルグルと登るだけの簡単歩き...それでも体は温まってきます。
春には可憐な花で迎えてくれたズミ達はすっかり冬の準備をしているようです。
ぎっしりと実った果実は冬の食べ物の少ない時期に小鳥さん達のご飯になるのかしら?
カラマツの黄葉も終わりかけていました。
こちらのズミの実は何故か赤ではなくて...
黄色の果実...。
象の鼻の展望台に着いたのは丁度12:00頃でした。
真っ白な上に寒~い!!
さっさとご飯作って降りちゃいましょう!!
本日の材料でございま~す。
三分で茹であがる早ゆでパスタに百均で手に入れた30グラムの小袋パルメザンチーズに生クリームも使いきりの100mlの使い切りサイズ、黒コショウ入りのハーブソルト、卵一個。左後ろは後ろは家の冷蔵庫を捜索してみつけたハムと畑の青菜、赤ピーマンにブイヨン一個。
まず卵をよくかき混ぜて...
生クリームとパルメザンチーズは約大匙2程を加えて更に混ぜ混ぜ...カルボナーラの素の出来上がり♪
その間に湯を沸かしたらブイヨンを加えてスパゲティを茹でます。
茹であがってきたらハム、青菜、赤ピーマンを加えます。
本当はこの時点で白ワインを少し加えると風味が増すのですが今回は無しで...。
最後に先程のカルボナーラの素を加えて混ぜたらすぐに火を消します。
はい、召し上がれ!!
おいしかったよ~!!
でもね、寒い日にこんなのはダメね~^^;
温かいのは初めだけ...すぐに冷たくなってしまい後片付けの拭き吹き作業も脂肪が固まってしまい中々拭きとれない...こちらのメニュー冬はしばらく封印しましょうか...。
食べている間にも雪が降ってきそうなくらいどんどんと冷え込んで来るので片付けをしたらすぐに退散です。
う~さむ!!
こちらへ来る途中お腹すいた騒ぎをするのでじっくり観察出来なかったズミの前に立ち止りもう一度...
パチリ!!
うちの庭にはまつお君と同じ年の枝垂桜君がいて同じような実を付けるのですがこんなに長くは残っていないし実のなり方もズミより随分と少ないのですがズミって沢山実を付けるのですね~。
ズミ以外はほとんどモノトーンの世界になってしまいましたが...
それがまた幻想的で寒いのを忘れてついつい立ち止ってしまう...でもね...まつお君は寒いの我慢できなくてハイランドロッジ迄どんどん先に歩いて行ってしまいました。
黄葉ももうお終い...何だか寂しいね...。
それでも葉がすっかり落ちてしまった枝の形とか...
結構好きだったりして...この日はあいにくの天気だったのですが空が青かったり夕暮れ時の澄んだ空気を感じられる冬もいいなと感じます。
この寒空の中突然元気なチチチチチッ!!という集団の声(*゚▽゚*)
さあ、今日は寒いから早めにお家に帰るんだよ!!
そんな事話していたりして...それは聞いてみないとわからないけれど...到底無理な話。
久しぶりに来た前日光牧場にはなんと牛さん達の姿がありました。
やはり牧場には牛さんか羊さんとかそんな感じの動物がいないとね...。
方塞山方面は少しだけ黄葉が残っていました。
この時点でようやく13:00
早く戻ってこれたのでせっかくだからあの場所にも観光して行きましょ(*^^*)
来た道をもう一度グルグルグルと降りて行きます。
その途中のカラマツの黄葉がホント見事だった!!
そして到着したのは古峰神社。
駐車場から急に走りだすまつお君...気を付けてね^^
そしてすぐに真ん丸大きなお月さま見たいなせんべいに目がとまりバリバリ、バリバリ...
おっとパチリするの忘れていた^^;
既に半月位になってしまっていた味噌味のお月さま...美味しかった~!!
実は私去年から今年にかけて頑張って体重を落とし10キロマイナスしたのですが...最近何だか食欲がとまらず...かなりやばい感じになりつつあります。そろそろ気を付けないとあっという間に元に戻りそうな予感です。
神社の敷地は終わってしまっているものまだまだこれからの物。
橋を渡ったらすぐに鳥居をくぐって...
もうひとつすぐに鳥居をくぐると...
右側には拝殿があり拝殿のすぐ下には大きなレンズを付けた方々が撮影をしていました。
この池の落ち葉を撮っていたようです。
私の写真は未熟ですがあの方たちはどんな写真を撮られていたのでしょうか...見てみたい...。
拝殿へ行かずに何故か左の古峯園(こほうえんと読むらしいです。)へ進みます。
お抹茶が頂けると言う事に目が釘付けのまつお君...タダじゃないのですが...。
迷いもせずに橋を渡り...
お金も払ってないのに飛び込んで行ってしまいそうな勢い!!
ちょっと待って...
橋からの眺めもステキですよ(*^^*)
さて入園料大人300円小人200円を支払って散策の始まり~
ヒノキや杉の針葉樹の間からチラっと顔を覗かせる黄葉に紅葉。
まだまだ青い苔の生えた道を進むと...
お庭がバーンと見えてきます。
すっと伸びる杉に紛れて真っ赤なモミジの大木...
来て良かったな~(*^^*)
そんなことはどうでもいいと思っているまつお君はお茶室にまっしぐら!!
茶室の敷地内の庭から始まる非日常な空間...何だかとっても心地よい...。
門の屋根には沢山の苔...プラス...
キノコのオプション。
可愛いね(*'-'*)小さな世界...。
お庭も勿論癒され空間...
ついつい奥まで進んでしまい玄関を通り過ぎてしまいました。
玄関前も...人工物でありながらモミジが落ちてくるのをまるで計算されてあったような...いちいち立ち止ってしまいたくなる場所...
室内は靴を脱がなくても気軽にお抹茶が頂けるようになっています。
お抹茶を待っている間に鹿沼名物、焼ききんとんをいただきます。
大福を焼いたような甘さ控えめで優しいお味なお菓子でした。
お抹茶は想像していよりまろやかで苦味も少なく...
美味しくて作法を全く知らない私は一気に飲み干してしまいました。
窓からの眺めも素敵だな~
なんてパチリしていたらお抹茶を点てて下さったこちらのお茶室峯松庵のおば様が気さくにお話して下さいました。
もうすぐ冬になるから池の鯉は絶食し、雪が降り始める頃には池の奥深くで春が来るまで遊んでいるそうです。
冬眠するって事なのでしょうが池の底で遊んでいるって仰り方が素敵だななんて思いました。
そして雪深くなって池の氷も厚く張り...昔はスケート出来るくらいになったそうですが今はそうでもなくなってしまった事もお話し下さいました。
温暖化の影響なのでしょうかね...とも...。
何だか初めて来た場所とは思えないくらいにすっかりリラックスしてしまいましたがそろそろお庭もぐるっと見て歩きたいので出るとしましょうか...。
お茶室を出た瞬間まつお君が一言...
戦国武将がお茶を楽しんでいたのがわかるような気がするな...。リラックスできた!!
子どもでもそんな事思うのか~!!...私も同感なわけなのですが、それは私が大人だから尚更そう思ったりするわけで、まつお君は私の半分の年にもなっていないのに...学校で色々ストレス感じる事でもあるのかな?
いつもいろんな話は聞いているけれどもしかしたら私の知らない悩みも沢山あるのかもしれません。
それにしてもお茶の時間が楽しめるなんて...あなたやっぱり何かが違うわね...。
しかし大人びた発言したそのすぐ後に鯉のえさを販売しているのを発見し...絶食中のはずなのに何故?売っている?...買えと駄々をこねるので根負けして買ってあげるとさっといなくなり遥か遠くから少しずつ移動しながら餌を蒔いている。始めのうちは私もこんなのとか...
こんなのとか...
こんなのとか...
あれとか...
それとか...
こんなのとか...
とにかく手当たり次第にパチリパチリしていたので気にならなかったけれど中々戻ってこないのでしびれを切らして迎えに行くと帰ってきた答えが...
少しずつ餌を撒いて池を一周させたかったんだよね~!!
なんと鯉を操って池を一周させたかったらしい...やっぱまだ子どもだわ...考える事が...^^;
なんかホッとした...。
二人で再び歩き始めると私の様な勘違いでオオボケなヤシオツツジ?発見...
寒いだろうに...なんか気の毒...。
そしていつものように...
置いて行くよ~!!
ろくに紅葉を楽しまずにどんどん走って行ってしまう...。
待て~!!
ちょっとは楽しませてよ~
まつお君が急にお腹がごろごろ鳴りだしてトイレに駆け込んだ隙を狙って...
パチリ
パチリ...
休憩所にはステキな火鉢が数個。実際に灰が入っていたので使っているようです。
トイレから出てくると何だかまたもや速足で...そんなに急いでどこへ行くのやら...
梅雨の忘れもの発見^^
古峯園を出る前にもう一度...
パチリ...枝垂れ桜の頃も良さそうです。
また来ま~す!!
ところでまつお君の急いだ先...どちらかと言うと...
拝殿。
まず拝んでから...
これが目当てなの...
なにやら大吉のよく出る無駄に運を使いまくってるまつお君なのですが今回も大吉...っでパチリさせろとお願いしたら何だか意地悪で撮らせてもらえませんでした...。
私もひいたら偶然にも二人揃っておそろいの包み...
中身はおそろいじゃなかったけれど...。
私には招き猫、まつお君には熊手のおまけつきでした。
それにしても山は敗退のパッとしない日だったけれど、思いがけずに沢山紅葉を楽しむ事が出来て終わりよければすべて良しと思わせてくれる一日だったかな~という鹿沼でのお話なのでした。
帰りは以前訪れた事のある鹿沼の前日光つつじの湯で温まってから帰宅しました(*^^*)
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