3週間程山へ行けない日々が続いているので久しぶりにまつお君が小2だった頃の尾瀬での出来事を書こうと思います。まつお君がどうしても燧ケ岳へ登りたいというので難しいのでは?と思いつつも燧ケ岳に初挑戦した年のお話です。

では、まつお劇場の始まり、始まり~!!

家を5時に出て御池に着いたのはなんと10時過ぎ...小さいとトイレ休憩がやたらと多いので着くのにも時間がかかるのです^^;
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それでもバスで沼山峠へ行って、そちらから尾瀬沼迄はそんなに距離が無いので正午には到着、1日目の宿泊先長蔵小屋に着いてからはただひたすらのんびりトランプをやったり、将棋を教えてもらったり...(まつお君に)^^;次の日の燧ケ岳アタックのためののんびりした時間を過ごしました。この頃の尾瀬って空いていて静かでその日も宿泊客は数名で奥只見から船で来たというおじさまとお話したのを覚えています。そのほかに今思えばトレランの様な装備をした夫婦の方たちにしか会わなかったような...。

私達が尾瀬に行くのって大体8月の平日だったりするので尾瀬って人が少ないのだな~なんて多分間違ったイメージしか持っていません...いまのところ...。でも静かな尾瀬は最高ですよ^^

まつお君に燧へ登りたいと言われた時まだ小2だから無理だろな~って思っていました。
なので登れるところまでにしようねと約束をして計画を立てて行きました。

なのですがもう、まつお君燧へ登る事が嬉しくて嬉しくて...小屋で会う人に話しかけられる度に、

燧ケ岳に登るの!!

って大騒ぎしていました...。

っでよくある話で...興奮しすぎてあまり眠れず...もう、次の日の寝起きの悪い事^^;

最悪な朝を迎えました...。
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眠気を覚ます為に散歩しようと言ってみても起きずひたすら眠り続け、朝食の時間ぎりぎりに起床...これは嫌な予感が...。

案の定食欲がまるでなく、海苔にご飯をまいてそれだけ食べて終了...歩けるのだろうかこんなんで...山になんて登れるわけがない...そんなことを思いいらいらしながら...しかし周りの目も気になりいつものように叱る事も出来なかった...。

でも、なにがなんでも沢山食べさせておくのだったと、食べないと登れないよと言うべきだったと後で後悔することに...。
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前日はガスっていたり雨もパラパラであまり良くなかったお天気もいい感じになりいよいよ出発です。

この日は距離は長くても緩やかな登りと言う事で長英新道を選んだのですが、今思うとその時の長英新道はかなりのどろどろ地帯で、小さいまつお君にはとても不向きで...コース選択ミスったな~と苦い思い出です。

前日の雨の影響もありかなり水気のおおい登山道でした。

今は整備されたようだと聞いたので大分違うのかも知れませんが...あの時は結構大変でした^^;

最初のうちは緩やかな針葉樹林の森...薄暗く道はドロドロ、眺望なしの3点セット...。
泥よけスパッツを着けるも...すぐにドロドロに...。

なので二人で、ひょえ~とかどひゃ~とか言いながら登って行く羽目に...。

しかしドロドロのこちらを進まなければ制覇出来ませんからひたすら進みました。
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それでも初めのうちはドロドロを結構楽しんでいたのです。

普段汚れるからだめ!!なんて言うところも堂々と歩けるわけだからそりゃぁ楽しいに決まっている(^^)v

まつお君は得意の鼻歌まじりにひたすら歩く、歩く、歩く。
途中で出会った方たちに沢山ほめられ励まされながら調子よく!!

しかし小さなまつお君にはやはり燧は手ごわくて突然その時がやって来る...子ども連れの登山にはよくある出来事...。

僕、(今は俺と言うこともある)もうここでいいから...もどろうよ~!!

でた~!!まだ2時間しか歩いていないし~!!こんな眺望も無い所で~?ちょっと~!!

やだ~!!

もう叫びたい気持ちでいっぱいなのですが...

もう少し上がるといい物見られるよ~!!

とだましだまし...ではなく励まし、説得してしばらく歩かせると登山道の横の木にボートのようなものがくくりつけてありました...救助に使うのでしょうか?

ほら!!面白いものあったよ!!

ってそれみつけたのまつお君なのですが...。

2人でしばらくあれは何に使うのか想像していたら戻ろう~!!って言ったのもチョイ忘れてきたので...いいぞ~忘れろ~!!そう思う悪い母なのでしたv( ̄∇ ̄)v

ところで今何時かな~と携帯を開くとゲームをやりたいというので休憩がてらゲームをさせると...

少しだけ元気になってきたので再出発です。
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ようやくぬかるみを抜けると地質が変わり始めました( ̄ー ̄)ニヤリッ

今度は少しずつ岩が重なりあったような道へ突入...ここでまつお君の鼻歌再開。

あの頃夢中になっていたリズム天国の

パンチキック!!
パンチキック!!
パンチキック!!
のメロディーがしばし続きました。

とにかく元気になって良かった(☆゚∀゚)

ようやく眺めもよくなり始め
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途中尾瀬沼が半分と宿泊先の小屋が見えてあと少しかな?なんて話しながら...でもあの時の私達にはまだまだ遠くて...きっと今だったら確かにもう少しと感じる事が出来たのかもしれないけれど。

それでもなんとかきつい登りは登り切りざらざらの砂が混ざる場所へとたどり着いたころ、向こう側から登って降りてきた方達がいたので後どの位でミノブチ岳ですか?と聞くと...30分くらいと言う。

やった~あと少しだね!!がんばろ~!!

なんてのんきに言ったら...

だめ...ぼく、もう、無理...。絶対帰る...。

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

なんだって?今なんとおっしゃいましたかね~?

さっきリズム天国調子よく鼻歌してたじゃないか~!!

ともう本当に大声で叫びたかったのですがこうなってしまうともう無理です...。

ちぇっ、後少しだったのに...。

じゃあ、また来たら今度は上まで行こうね(・∀・)

ぼく、もう二度と登らないから!!

でた~そのセリフ...その後何度もむなしい説得はつづくのであった....。
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仕方なく下山(T_T)

でも今思うと小2だったからね...本当にちいさかったよ...そんな小さい体でよく頑張ったよ...。
途中よじ登ったり、帰りは抱きかかえて降ろしてあげなくちゃいけない場所もあったし...私的にも今より体力なくてきつかった。

よ~し!!帰ったら近くの山を雨の日100往復の特訓だ!!

やだよ~!!やりたくない~!!

なんて冗談を言いながら笑って下山を始めたのに、何でしょう?急に雲行きが怪しくなり...いきなり私が追いつくのも大変な速度で歩き始めるではないですか!!

そしてドロドロの登山道へ戻るとそれはさらに加速して...


ちょっと!!そんなに速いと疲れるよ!!

ムシムシ...。

そして...

スッテ~ンΣ( ̄ロ ̄|||)

やってしまった...。


きっと暗いドロドロの道にいい加減嫌気がさしていたのでしょう。そういう時こそ一休み一休み...。

ゆっくりいこうよ!!時間はまだまだ沢山あるよ(*'-'*)

泥まみれになりながら小屋へ着いたのは2時頃。

お疲れ様でした!!


小屋へ着いて小屋のおじさんにその日の登山道の話をすると、

そうなんです。長英新道って水はけが物凄く悪いんですよね。もうしわけないです...。

っておじさんが悪いわけではなく私が道の状態をよく知らずにつれて行ったわけだからしかたないのです。

その年は雨も多かったので尚更だったわけで。

ドロドロの靴をきれいにしておふろの時間迄将棋を教わり...私がまつお君に教わるも未だにちんぷんかんぷん^^;
まつお君はトランプなんかも大好きでポーカーなんかも知っていた...それも教わったけどもうやり方忘れた...。

夜はプラネタリウムを見ながら星の話を聞けるイベントをやっていたのでそちらに参加しました...まつお君と私だけの参加でした。

小さなプラネタリウム、そんなに期待はしていなかったのですが...すみません...これがかなり癒され空間で昼間の出来事なんて全てチャラになってしまいました。静かなクラッシックが流れる中尾瀬の星空を丁寧に説明して下さって...神話も聞けて...まつお君は眠くなってしまうかな~とドキドキでしたが...

アンタレスと聞けば...

知ってる!!おじいさんの星\(^^)/

デネブと夏の大三角形もしっかりと覚えていて...意外でした。星に興味があったのですね!!

その夜尾瀬は真ん丸なお月さまが出ていたので星明かりは控えめでしたが本物の大三角形も小屋の外で見る事が出来て大満足なまつお君なのでした。

次の日の朝は静かな尾瀬沼を堪能して帰路へと着きました。
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私達この後2回燧ケ岳に挑戦しているのですが未だ柴安迄はいけてなくて...俎どまりなのです。

去年の時点でもう登んね~よ!!

なんて小憎らしいことを言っていたのですが最近気持ちも変わってきたようで今年は柴安も制覇すると言っています(*^^*)


何だか今年の夏は楽しみだな~しかし成長したもんだな~とワクワクしています。


さ、そろそろまつお君のけがも良くなってきたので今週から山へ行くとしますかね!!

そして来月は尾瀬での初テント泊が待っています。
来週は時間がとれそうなので里山トレーニングをしとかなくては!!

やっぱり山は最高だね!!