ちょっと田舎で暮らしてみよう

将来の夢は超田舎でのんびり暮らすこと...だったのですがいろんな子どもたちと接するうちに、子どもたちの未来の為に自立へと向うお手伝いがしたいと思うようになりました。 まだまだ私の中の小さな夢、ずっと先の話にはなりそうですが...そして妄想の段階...。 大好きな山歩きや野菜づくり、食育を通してこの夢をいつかかなえるか、妄想で終わるのか!! 中途半端な田舎で仕事しながら何が出来るか模索中の私です。 とは言え、まだまだ模索の段階なので日々の出来事や山の出来事を中心に書いています。

2012年11月

檜枝岐からの帰路で

ところで今回の宿、星の家さんは宿泊するとこれをいただけます。
表側は電話番号
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裏側は宿泊した日にちが書いてあります。
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達筆ですね〜。ご主人が書いたのでしょうか?いい旅の思い出になりますね。

朝風呂も入ったし、村内散歩も終わったし…名残惜しいけれどそろそろ出発しなくてはいけない時間になってきました。

母は昔から木賊が好きで何度も行っているのですが今回も赤カブ目当てに行こうという事になりました。

駒の姉さんと宿の女将さんに木賊への近道を聞いてみたところ、村の外れのスノーシェッド手前に木賊への近道があり途中会津駒ヶ岳となんと駒の小屋も見えると聞きこれは行かなくてはと、二人にお礼とさよならを言い出発です。

登り始めはなんて事無い紅葉の終わった山道でしたが、途中から景色が一変!

雪の積もった山が見えてきました。カラマツの数も増し山は黄金色です。
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「あれが駒かな?でも駒の小屋見えないな〜。」
そんな事を言いつつ数回車を停め写真を撮る事数回め…
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あったよ〜会津駒ヶ岳!
左に小さく二つの点々は駒の小屋とトイレに違いない‼
やったね!みつけた、感動!
しかも雪が積もって…あ〜なんて美しいんだろう。この道通って良かった〜。
写真ではイマイチこの感動が伝わらないのは残念。
カラマツの黄葉はこの峠を下る迄続き私達はしばしこの感動に浸るのでした。

木賊では残念な事に赤カブは収穫して漬けてしまったようで生の物がみつからず、途中の商店に売っていたものを買い、ついでにこれも格安で手に入れる事ができました。
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イチヂク390円なり。
巷で流行っている?フルーツブランデーにしようと思ったのですが迷っているうちに少し傷んできたので赤ワインでコンポートを作りました。
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イチヂクで作ったのは初めてですがこれが中々いけます。バニラアイスと一緒に食べたい!

と言う訳でナイスな食材を手にいれたら田島の道の駅で昼ごはんを食べ塩原は寄らずに帰る予定だったのでしたが…これまた塩原の紅葉はなんとも素晴らしい!

母はこのまま帰ると言っていたのですが私はどうしてもあの場所へ行きたいと駄々をコネ…行って来ちゃいました。
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小太郎茶屋。
こんなところにあるんですよ。いつ見ても崩れそう‼
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まわりの景色も最高です。
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そしてここでの楽しみは…これこれ
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草団子
こちらの団子は米粉じゃないのかな?
小麦粉で作ったような麩饅頭のような軽い口当たりです。大好きなきな粉と餡子を付けていただきます。

何度か来ていますが今迄の中で一番最高な景色の中で大好きな物を食べられるなんて…なんて幸せなんでしょう…。
となんでも食べ物に何故か繋がってしまうのですが…^^;

秋って本当に大好きです。

また来年もこんな素敵な秋に出会えますように。

でも、一番心に残ったのは
「来て良かった〜。」
と何度も繰り返される母のつぶやきなのでした。

今回の旅の話しはこれでおしまい。

駒の蕎麦会in檜枝岐〜朝の村内散歩

そんなこんなで
「へぇ〜綺麗だね〜いいね〜」
なんて言っていたらしっかり塩原でチェックイン渋滞にはまり危うく燧の湯に入り損ねそうな時間になってしまいました…。

5時少し前に着いたので風呂に入ったらギリギリ6時からの駒の蕎麦会に間に合いそう!もう、外はかなり暗く露天風呂からは何も見えませんでした。

そして蕎麦会スタート。蕎麦食べ放題と言う事だったので料理は大したことないのかなぁなんて思ってました…ごめんなさい。

とんでも無かった…料理がメインだった!
珍しい山菜にキノコ、山人料理のオリンピックや〜すみませんパクりです…。

いやそれ程に料理の品数が多くて、しかもウチの母山椒魚の天ぷら食べないんだって!もったいないから私が食べますよ〜!

お坊ちゃんはキノコ入りの茶碗蒸しが嫌だって?

勿体無い、もったいない…お母さんが代わりに食べてあげよう!

なんて人の分迄食べてしまいせっかくダイエットした腹がまた膨らむのでありました。

そして結局蕎麦が出る頃は一杯しか食べられず←それだけ食べたのに蕎麦も食べるなんて…。

食い意地ばかりが優先してすっかり写真を撮るのを忘れているのでありました^^;

締めはですねなんと…これです
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一緒に参加されていた方、オネオネサン?と紹介されていた新潟の五泉市の食堂とコーヒー屋さん?を経営されている方カフェオレ?カフェラテ?すみませんイマイチ違いが…を作ってくださいました‼

凄い〜まさか檜枝岐でこんな物が飲めるとは‼バリスタ?

後で調べたところ五泉市にキッチンオネオネという名前のお店があるようでそちらの方のようです←直接聞けって?なんかお坊ちゃんが私に3DS買わせる作戦の話ばかりその方としていて殆どお店の話をしませんでした…。

私こう見えて意外とシャイなのです。←そう言うとよくウソつきとも言われます…。

オネオネサンは参加した方全員に駒の小屋ブレンド迄ご用意されたようです。瓶ビールも?友だちはコーヒー飲まないので、お坊ちゃんの分も入れてコーヒーを三袋ゲット…やったね!
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とても良い香り(*^^*)
なんかメインがコーヒーの話になりつつありますが…。
そんなこんなで楽しい宴会も終了!コーヒー飲んだのに昼間の寒空ハイクのせいか疲れがどっと出て熟睡…。

朝目覚めると直ぐに朝風呂です。
朝の燧の湯は一変。
露天風呂からも内風呂からも真っ赤な椛!
泉質も景色も最高で身体もいい感じに温まると…またまたお腹空いてきちゃいましたよ〜。

朝からキノコご飯…お坊ちゃんには酷ですが、私は嬉しくて二杯も食べてしまいました…。
おかずも沢山乗っていて食べきれなかった…ごめんなさい!

お腹も一杯になったので霜が溶けないうちに写真でも撮りに行こうかなとみんなを誘い玄関へ降りてくると駒の姉さんが丁度現れました。
みんなで散歩するんです。と言うとなんと村内を案内してくださるとの事‼
ラッキー!私もお坊ちゃんも駒の姉さん大好きなのであります。嬉しいったらありゃしない!

お散歩スタート!
燧の湯の反対側にあるキャンプ場から…なんと!キャンプ場には子宝の神様が祀ってあるではないですか‼

写真はあえてとりませんでした…だって…。

この辺の家にはその神様と同じ物がどの家の屋根裏にもあるそうです。

屋根裏って言ってるのに「屋根??」と一瞬勘違いの私と友だち…。いや、それはないからいくらなんでも…。
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この日は最初はかなりいいお天気でした。
椛が映える。
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これは赤カブ?
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いえいえ、檜枝岐の特産物「こっち大根」だそうです。赤カブにとても似ていて違いが全くわかりません。
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葉も似てますが…おろして食べるそうです。赤カブは漬け物にします。
買ってきたのを柚子と甘酢で漬けてみましたよ(*^^*)
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赤いのは天然の色。
これ大好物!

そして鎮守神の鳥居をくぐると
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檜枝岐歌舞伎の舞台への小径に…
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こういう小径なんか落ち着く。
途中には山の水を使う洗い場が…IMG_3822
檜枝岐は水が豊富なので至る所にあります。

んッ?こっこれは?ハサミが山積み‼IMG_3826
でかッ‼錆びてるし…。
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頭にお椀?
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実はこういう訳なのです。
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ヘェ〜!こんな神様初めてみたわ!
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私達母娘…今度来る時はいらないお椀沢山持ってこよ〜っと!どれだけお願いがあるのでしょう^^;

その先すぐ右側に
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あっ間違えた!これトイレ
これ撮ってたら駒の姉さんに
「トイレ迄撮って〜」とツッコミを入れられました。

歌舞伎の音が聞こえるぞ!
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歌舞伎伝承館…中は無料で見学できます。
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なんと星の家のご主人が写真に載っていました。村の様々なお仕事をしてらっしゃる方々が歌舞伎の次期には役者さんになられるそうで…子どもさんも…。正直歌舞伎に余り興味の無かった私も観てみたいな〜と興味が湧いてきました。

こんな山奥でこんな文化があるなんてとても不思議。

お次はいよいよ舞台‼
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う〜ん、益々観てみたくなったぞ‼

おっこれは?
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この顔みたら110番!
あったらやるしかないでしょ。
駒の姉さんも一緒に撮ったけど流石に無断では…。

鎮守神の祀られている後ろ側は駒の姉さん曰くパワースポットだそうで、後からきた小屋の常連さんもそう言ってました。
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特にこの辺り…なんとも素晴らしい眺め。実際はもっと凄い。
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清々しい〜‼

舞台のある小径を出ると道端にこんな物が
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温泉が湧いてます。

あっと言う間に姉さんの楽しいガイドも終わりに近づき…
「あれなに?」
と突然走り出すお坊ちゃん…
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ってそれかい‼
まだまだお子ちゃまだわ…。

野菜と花の間からお墓が並んでる…と言うかお墓の間から野菜と花がはえているのか…そんな不思議空間の坂を登ったら宿へ到着。

今迄何回も尾瀬には来てるのに檜枝岐の事何も知らなかったんだなぁと、とても勉強になる、そしてもっと知りたいと思う朝の散歩なのでした。

駒の姉さん寒い中村内ガイドありがとうございました(*^^*)

旅はまだまだ続きます。

寒空のハイク、沼ッ原から姥ヶ平・・・桧枝岐へ向かう途中で

夏に会津駒が岳駒の小屋へ泊まった時の事…。

駒の姉さん「そういえばさぁ、三回キャンセルしてるお母さんはいつ来るの?」

私「もう年だから登れないですね。無理かな…。」

駒の兄さん「駒の蕎麦会が11月にあるから連れて来たらどう?」

という訳で11月10日にもう一度桧枝岐へ行く事になりました。

駒の蕎麦会には尾白山登山もセットになっていたけど足腰の弱くなってきた母には難しそう…。
でもせっかく栃木を通っていくのならどこかにハイクしなくては!!
これがなかなか決められなくてね~あ~困った困った…。
結局メジャーなハイキングコース、那須の沼ッ原湿原から姥ヶ平、ひょうたん池もおまけで。

紅葉も黄葉も終わっているのは何となく知っていたけど冬枯れている山も好きな私。雪がなければまあいいか!!
でも那須岳って風が強いので有名なんだよね…その周りは大丈夫なのかしら?と思いながら…。

そして駐車場…風Goooooooo!!Byuuuuuuuu!!

いくら高低差300程だからってこりゃまずいかな…。小雨降ってるし…。
駐車場で待つこと30分。

とりあえずいけるとこまで行ってみよう~‼おいおい…。

という訳私の母、お坊ちゃん、高校からの友達Hと共に出発!!

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しかし風が強いうえにこんな天気だとすぐへこたれちゃうのね…。まだ最初の分岐迄来てないのに

「もう半分来たかな?」

姥ヶ平に着くまで何度聞いたことでしょう。二人の大人の発言です。

冬枯れの山も楽しんでくださいね…。
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こんな風景がしばし続き…

けれど少しずつ風景も変わり…
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苔むした岩がちらほら

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んっ?あれは?!
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きた~!!姥ヶ平!!
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姥ヶ平へ着いても相変わらずの強風…。
ランチを作って体を温めましょ‼ 強風に負けないようにガスを風除けで囲み
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はい出来上がり(^-^)/豚の軟骨柔らか煮キムチ鍋 画像1 コラーゲンたっぷり!
 痛めた膝にも効く軟骨いりでございます。
 しかし鍋があってよかった〜!何故って?

オニギリとても冷たくなっていて…とにかく体がヒエヒエ…。

 お腹もいっぱいになったし体が冷めないうちにもどりましょ〜!
でもその前にひょうたん池にちょっとだけ…。
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イマイチ… おっ?ガスが少しとれたぞ! 
もう一つ
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 はいここまで〜。
まっいいわよ、また来るし‼ 今度はロープウェイ側から来てみたいな。

そんなこんなでトイレが間に合わない友だちは猛ダッシュで駐車場へ向かうのを見ながら「熊いるらしいから気を付けてね〜。」と意地悪を言い自分はしっかり沼ッ原を一人歩きし… IMG_3764 
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 駐車場からは板室温泉を経由して檜枝岐へと向かうのでありました。
 板室温泉辺りの紅葉、黄葉どちらも素晴らしい眺めでした。 IMG_3780 
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トイレ休憩の木の俣川。水が澄んでる。 画像1
檜枝岐への旅後半へ続く…。

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